鍼灸は癖になる?
緊張(コリ)を一時的に楽にしても、また元に戻ってしまう。
だから、「鍼灸は癖になる」と表現されることがあるようです。
東洋医学は漢方も鍼灸も、その魅力は身体全体を診るということです。
なのに、どうして「鍼灸は癖になる」となるのでしょうか。
体質や生活習慣、仕事やストレスなどで身体の使い方は変わっていきます。
身体の使い方は、身体を流れる気のめぐりを変化させます。
その結果、凝ってしまう部位や弱ってしまう部位など、気の凸凹が出来上がってしま
うのです。
一時的に楽にしても、身体の気のめぐりが変わらない限り、また元に戻るのです。
このような状態が慢性化すると、加齢や疲労、ストレスなどの負荷をきっかけに、
様々な症状を引き起こす要因となります。
身体の使い方(身体の気のめぐり)は本人の努力だけで解決する問題ではありません。
なぜならば、私たちの身体は、置かれた環境に順応するべく、時間をかけて変化してき
たものだからです。
内外の刺激から自分を守るために姿勢や緊張は築かれていったのです。
ストレスや生活習慣、癖や体質、性格・・・それらが関係しあって身体の使い方が出来
上がってきたのです。
ですから、無理に姿勢を変えようとしても、どこかに余計な負担がかかり、身体は必要以
上に緊張してしまいます。
過度の緊張は、身体を疲れやすくするばかりでなく、筋肉や内臓にまで影響を及ぼします。
長く付き合ってきた身体の使い方を変えるために鍼灸ができることは、乱れてしまった全
身をめぐる気のアンバランスを変化させ、整えることなのです。
たるま鍼灸院ができることは
おもに身体の凹(弱)の部位をしっかりさせるようにアプローチしていきます。
凹がしっかりしてくれば他の部位に過度の負荷がかかる必要性はなくなり、しだいにバラ
ンスが整ってくることでしょう。
このように身体を変化させていく過程で大切なことは、「身体が抵抗なく変化を受け入れ
られるような治療」であると考えています。
そのために、当院では、身体の弱ってしまった凹の部位にアプローチして、全身の健康度
を上げ、身体の内側から変化できるよう、治療に取り組んでいます。







