雨傘について考えます
雨傘を選ぶ時のポイントですが、雨を上から受けある程度の時間、持ち続ける事になるので重量、又、雨が降っている時は風がある事が多いので骨組みの強度をみるのが良いでしょう。後、布が水を弾く撥水能力と弾いた水が染み込まない防水能力、デザイン、価格でしょうか。
デザインや価格は説明しきれないものがありますが、ブランド傘はデザイン重視の物がやはり多いです。その分価格は上がります。(いわゆるブランド料も含まれますが・・・)個人的にはブランド、ノーブランドに限らず良いものならそれでいいと思っていますのでここでは銘柄にはこだわらずに機能のお話しをします。
傘の重さは骨組みが大半の様に思われがちですが、七割方は布で決まります。もちろん骨組みの部分の材質や加工の仕方によるところもあるのですが分厚い布の傘は重くなっています。軽い傘はよく見てみると、骨も軽い材質ですが布も薄くなっています。
傘の骨組みに使われる代表的素材としては、スチール、ステンレス、グラスファイバー、カーボン、各種合成樹脂(プラスチック)、チタン(折傘が主体)、アルミなどがあります。強度の話も一緒にしてしまいますが、スチール製の骨組みはやはり重いですが強度はそれなりにあります。しかし、錆び易く使ったあとのお手入れが欠かせません。
その点ステンレスは重たいですが、大変強く錆びも出にくいです。アルミは柔らかい金属なので強度的には問題がありますが、軽めで、加工が簡単なので安く大量生産出来ます。
そして、チタンです。加工が難しくコストがかかるため値段は高いですが、軽く、硬く、錆びないと三拍子そろったすばらしい金属です。早く安くなってほしいものです。
グラスファイバー、カーボンは、接合部分にプラスチックを使う事く、その部分がねじれ、物理的衝撃に弱く破損しやすいです。しかし金属に比べしなり、風に強いのも特徴です。軽さはかなりのもので特にカーボンの傘はビックリするほどの軽さです。
布の事についてですが、やはり厚ければ強く破れにくいです。また、水分も通しにくいのですが重くなってしまいます。素材自体としては、ポリエステル、ナイロン、など衣服で使われる物が多いです。もちろんそのままでは水は素通りするので撥水加工、防水加工をするわけですが別項目、布の話しで述べたいと思います。
傘に使われる布素材としてはポリエステルが一番多く、一番適していると言えるでしょう。布、骨の強さによるところが大きい強度ですが、全体のバランスをみれば職人が一から作る物は、組みが良いと言うかカチッとしていて丈夫です。
しかしながら、最近の傘と言ったら各メーカーが設計したり、ブランドのライセンスを取得して中国で生産するのがほとんどです。ごくまれにある日本製に出会ったなら違いを良く見てもらいたいです。
