ここでは傘に張ってある布(加工)のお話をします
傘は骨組みも大事ですが張ってある布がしょぼかったら良い骨組みも台無しです。大まかに言うと傘の布は外側に撥水加工、内側に防水加工をしています。雨を撥水で弾き、弾いた水を防水でしみこんでこない様にすると言うのが基本的な構造です。
大体の傘には布にどんな加工をしているかなどを表したタグをつけて販売していますが、撥水や布の名前だけで詳しく説明されていない事が多いです。そこで、ここでは代表的な加工からあまり知られてはいないかも知れませんが、これは!と言う物を説明していきます。
テフロン
フライパンなどでよく聞きますが傘の撥水ではポピュラーな加工です。デュポン社のフッ素樹脂加工の総称ですが水、油などの防汚加工で有名です。
キューダス
キューダスは東レの強撚糸細番手織物です。糸の打ち込みが良いために独特の光沢があり、また、生地も薄く強度もあるので折傘でも太くなりにくいです。
ツインバリア
ツインバリアは繊維の中心が空洞になった中空糸の高密度繊維、水滴などの水切れは最高。生地のツインバリアは中空糸のため一枚でも2枚分と同じ様な感じです。
ナノテクノロジー仕様
最先端技術であるナノテクノロジーを使った物です。従来は布があり、その上から撥水やUVなどの加工をしていました。これがナノテクノロジーを使うと布の表面ではなく糸の内部から撥水、UV機能を付加する様なイメージの加工になります。表面だけの加工と違い摩擦に強く、機能自体も格段に向上しています。現状考えられる最高の加工と思われます。
シルバーコーティング
日傘に近頃よく使われている加工です。傘の表側に銀のコーティングをしています。このコーティングが紫外線を99.8パーセントカットし、さらに傘の下の温度まで下げると言う日傘としては夢の様な機能を持っています。外観がおしゃれでないと言う声も多い事により銀を繊維に練り込んである物もありますがやはり生地がテカテカしています。雨に対する撥水性能も最高クラス。
スパッタリング
メッシュ状の生地で風を通しやすいのでとても涼しいうえ、にステンレスでコーティングすることにより紫外線の90パーセント以上カットするので日傘として使うのに最適の布です。ちなみにメッシュなので雨には使えません。

