| 2008年5月3日(土)・4日(日) |
早春の北アルプス後立山連峰爺ヶ岳  |
鹿島槍ヶ岳

剱岳と黒部の山々

雷鳥と針ノ木岳

|
季節の始まりはやはりゴールデンウィーク。待ちわびた山好きが一斉に頂を目指す。山麓の花々も野鳥も皆待ち侘びた山笑う春の到来である。
6:35扇沢の駐車場を出立。また今回も渋滞で寝不足。気温は13℃で風もなく穏やかなスタート。すぐに路は夏道と外れ、樹林帯を爺ヶ岳南峰へ直登していく。ほとんど路ではない。しばらくは雪と土の路が交錯する。やがて針ノ木岳や蓮華岳などが、更に剱岳が姿を現す。南峰には14:30着。ことのほか掛かった。流石にここは風が強いが、眺めは良い。南に槍・穂高連峰、南西に蓮華岳・針ノ木岳・赤沢岳など、その奥に剱岳・黒部の山々。北にそびえる双耳峰のの鹿島槍ヶ岳、北東に妙高など北信の山々。
16:00種池山荘(2,450m)着。そんなに大きくはないが、何かと親切な心安らぐ小屋だ。宿泊者は30人程で、心地よく寝れた。
翌朝は4:25に小屋を出、南峰直下で撮影。初めて白い雷鳥のつがいに遭遇。動き回って思うように撮れない。もう少し落ち着いて撮らせてくれたらと嘆く。そしてなんと三脚を力を入れすぎたか1本が折れてしまった。今回重量を考えて柔なものを持ってきたが、まさかこんなに簡単に折れるとは。これからどうして写せというのか。空は晴れていたが焼けず少し物足りない夜明けだった。すぐ下で写真同人四季の今は代表になられたかな、宮崎典代さんが撮られていた。流石に機材はプロレベル。気さくに話に応じてくださった。
6:00の食事を済ませ、7:00に出立。南峰から爺ヶ岳の最高地点である中央峰(2,670m)に達する。ここからは立山や槍穂高がよく見えるが、期待していた五竜や白馬などは鹿島槍に隠れて見えない。天気は完全にピーカンで山岳展望を満喫した後、南峰より9:00下山開始。西方面からは頻りに雪崩の音が聞こえる。雪崩の後の地肌も凄まじい。帰りは特に苦労多く、歩きにくい、路は判りにくい、滑るし、だったが、何とか無事下山できた(15:00頃か)。
今回の成果は雷鳥。何か良いことがあるもんだ。しかし数日前雪が降ったと聞いていたが、雪面は黄砂で汚れていた。黄砂の影響は年々増しているように感じる。いつまでも白い厳かな雪面が続いてほしいが。酸性雨や紫外線の増加も気になる。
必携…サングラス、日焼け止め、アイゼン(6本歯以上)、ピッケル、(ストック)(両方あれば便利)、3シーズン用レインスーツ、(スパッツ)、耳当てのある防寒用と夏用の2種類の帽子、早朝の撮影時間では準冬用防寒服、ツェルト等 |
|
|
| 2007年11月25日(日) |
| どこまでも続く青と白の尾瀬アヤメ平 |
燧ケ岳現る

尾瀬ヶ原を俯瞰

雪のアヤメ平と至仏山

|
天上の楽園と称された尾瀬のアヤメ平。360度数々の名山が望まれ、四季折々の高山植物が咲き誇る広大な花園。こんな場所は数少ない。この地に始めて訪れた先人は天国と見紛えたのではないか。しかし昭和30年代踏み荒らされ、裸地化した。今も復元作業が行われている。
実は、この地を訪れるのは始めてである。それは復元がもう少し進んでからが良いと考えていたからだ(しかし、本格的復元には100年程かかるのではと言われている)。それなのに初回がこんなもう人が入り込むことがほとんどない厳しい季節になろうとは…。こんな機会を得られたのは、てばまるさん達に同行させて戴けたお陰である。参加者は、てばまるさん、meaさん、アクアさん、kazuさん、小生の5人。一人では、ラッセルも無理で、遭難のリスクもある時期で、最高の同行者に恵まれた。
駐車場からの出発は2:00。気温は高く、特別な格好をする必要も無かった。2・3日前に降った雪のため、スタートからスノーシューを履く。途中まであった足跡も途中で消えた(深雪のためUターンしたということ)。気温も徐々に下がり、風も出てきたので、ダウンジャケットを羽織る。途中から次第に雪は深く、メンバーはラッセルを余儀なくされる。健脚の人も通常の2倍近い時間をかけ、富士見小屋に着いた。周りは朝方、雲霧に覆われていた。が、霧の中から時折燧ケ岳が頭を現し、それがまるでマッターホルンやアシニボインやローツェやフィッツロイであるかのように神々しかった(もう少し光と適切なレンズがあれば)。
この辺りは雪が多く、平均して70センチ程。多い場所では1メートルにもなっている。11月には稀な大雪だったようだ。程なく青空が覗き、アヤメ平に着く前に全天青空になった。初めての地、アヤメ平(1,993m)は素晴らしい展望で、南から日光連山、一際高い日光白根、赤城、皇海、富士山、上州武尊、笠、たおやかな至仏山、巻機、越後三山、平ヶ岳、新潟と福島の山々、遥か遠くに飯豊連峰、燧ヶ岳,、安達太良山。この時期ならではの真っ白な尾瀬ヶ原も俯瞰可能だ。
この地でこの時期こんな楽しい春のようなスノーハイクは、もう二度とないかもしれない。meaさん持参のイチゴのタルトはおいしかったし(こんなところにこんなまん丸いフルサイズのケーキを持ってくるか??)、いろんな遊び・記念撮影もをまた楽し。
帰りは行き程の苦は無く、富士見小屋から2時間程で富士見下に到着。今回はメンバーのお陰で貴重な体験をさせてもらった。そしてアヤメ平の展望の良さを認識できた。この地に初夏の花々が咲き競う姿を想像するとそれは楽しい。それにしてもこのメンバーは凄い。内3人は先週もここに来ているのだから。 |
|
|
| 2007年11月3日(土)・4日(日) |
| 晩秋 尾瀬ヶ原 |
秋の雲

白樺

津奈木にて
 |
夕日で金色に輝く草紅葉も山の紅葉も終わり、山小屋が小屋をたたむこの頃、厳しい冬の到来を予感させる冷たい風が一般のハイカーを拒絶し始める。尾瀬の中でも小屋閉めが最も遅い竜宮小屋もこの日が今年の最終日。例年、この日は熱心なカメラマンが大霜や冠雪、雪景色などを求めてここに集まる。今回は尾瀬の写真webサイト作成者のオフミ(オフラインミーティング)のため尾瀬病患者が集結。小屋は満杯となった。皆、年に10回程は来ている人ばかりである。最近ほとんどご無沙汰の小生であるが、皆さんのご好意でお仲間に入れていただいた。
4:30近くに鳩待峠に着くと既に駐車場はかなりの台数で、多くの人がヘッドランプで、原に向かっている。早々と朝食を済ませ、後に続く。駐車場での空はオリオン輝く星の世界で、今日の尾瀬への期待を誘う。水溜りは凍っており、木道は少し霜が付いているが、それほど気を使うほどではない。5:35山の鼻に着いた。焼けてくれなかったのは残念だったが、霧と雲はまずまず。しばらくすると声をかけられた。アクアさんだった。アクアさんに尾瀬で会うという念願がかなったわけであるが、ほとんど顔しか出ていない帽子だったのに良く小生だと分かったものだ。その後、kazuさん夫妻を紹介していただいた。8時過ぎれば写すものも無くなる。ウォーキングに最適な気温でもあり、東電小屋まで足を伸ばす。昼頃には竜宮小屋に着いた。ここにはオフミのため続々と参加者がそれぞれのルートから集まってくる。てばまるさん達は昨夜山の鼻で幕営とのこと。そう言えば4張りくらいあったことを思い出した。夕方は雲無く、焼けず。食後数人と星を狙うが、段々黒い雲が蔽ってきて道半ばで退散。今回小生も天の川を確認できた。そして、オフミ。楽しい一時も流石山小屋。お行儀良く、9時の消灯で終了。
朝は4:30外に出るが、全天白い雲と小雨。期待したモノ全てダメ。6:03日の出ダメ。朝食後、アッチ向いてホイ大会と記念撮影。もうにぎやかなこと。そして、名残惜しくも遅い出立が奏功して時折晴れ間、そして徐々に至仏山まで全容を現す。鳩待峠の駐車場に着いたのは13:30頃だっただろうか。帰路いつも見事な紅葉の津奈木は今年は盛りを過ぎたんだろうか、赤茶けてほとんど見栄え悪し。1箇所だけ良い楓に遭遇したが、時間的に遅く、光が足りない。
今回、主目的は成就できなかったが、そこそこ収穫はあった。そして何よりも楽しかったので、○。 |
|
|
| 2007年10月20日(土) |
| 秋の志賀高原 |
渋峠の夜明け

木戸池

紅葉

|
春の裏磐梯に次ぐ所属する登山倶楽部の写真山行に参加。志賀高原は紅葉の素晴らしさが殊に有名。初めての地で非常に楽しみにしていた。秋霖の候。天気予報は日々めまぐるしく変わり、やきもきしたが、そこそこ好天となった。
23時新宿発(バス)。東京は本格的な雨だったが、途中(埼玉県)でのサービスエリアではもう上がっていた。渋峠に5時前に着いたが、既に主要なところは三脚が占めている。駐車場はもちろん一杯で道路わきに車が並ぶ。初めてで、暗い中、どこに三脚を置けばよいか分からず。
とにかく5:30から日の出を狙う。6時頃ともかく日の出シーンをゲット。車道は凍っており、高度計を見ると2,400m程。普通ならロープウェイで辿り着くような場所だ。さもありなん。続いて、木戸池へ。横手山のスキー場は雪に覆われていた。昨晩初冠雪だったようだ。木戸池(7:00〜)での斜光線のブナ林は、朝霧とともに絵になり(風がなく、湖面が穏やかであれば尚良かったが)、ここも三脚が並ぶ。
続いて、蓮池へ(8:00)。ここも有名な場所。しかし、蓮も周囲の紅葉もぱっとしない。次は、カヤの平。ここは期待はずれだった。途中で良い被写体はそこそこあったが、バスだと止めてということが難しい。また、午後から雲に覆われてきて、写欲減退。
最後は、奥志賀から新潟の津南経由、美人林へ。なるほどここのブナ林は素晴らしいが、雲一面で、霧も無く、絵にならない(雪のある時期や紅葉の朝は素晴らしいだろう)。
このツアーは初めての撮影地に連れていって貰えること、そして仲間との楽しい写真談義がメイン。ここも奥が深いし、それ故魅力的な地だ。将来何回かチャレンジをしたいとの思いを胸に帰路東京へ。 |
|
|
| 2007年10月6日(土)・7日(日) |
| 秋色北アルプス白馬大池と小蓮華山(白馬岳の隣り) |
杓子岳 遥か鹿島槍

白馬大池

白馬大池

|
秋の清々しい風に揺れ、透過光に輝く紅葉。 温暖化により色付きも遅れている。それでも少なくとも現在は山の錦秋美を楽しむことが出来る。ナナカマドなどの紅葉、ブナやダケカンバの黄葉などは秋山の風物詩。いつまでもこの日本に残したいものである。
この連休に北アルプスでも紅葉の知らせは届かない。しかし、次週が好天とは限らないし、とにかく出発。昨年は最高の栂池自然園を経験したので、更にその上の白馬大池と小蓮華山を選んだ。
ゴンドラは7:00運行開始。相変わらず多数のトレッカーと登山者。やはり紅葉には少し早い感じを受ける。快晴の予報にも関わらず午前中は雲が多い。12:30乗鞍岳(2,436m)、14:15白馬大池山荘着(夕食のエビフライカレー美味しいです)。夜はオリオン輝く満天の星と三日月。宗次郎のオカリナ曲「月とオリオン」が鳴り響くような幻想的な世界。
翌日の朝食後5:30に小蓮華山方面に向かう。霜柱や凍った水溜りから氷点下だったことを知るが、風も少なく、寒くは無い。空は少し茜色に染まり、太陽が顔を覗かせるが、湖面に投影はしない。しばらくすると秋の透き通った空気が大きな展望をプレゼントしてくれる。鹿島槍ヶ岳と杓子岳そして立山連峰に富山湾、頂上付近までたどり着けば白馬岳がその雄姿を現す。更に周辺のウラシマツツジやチングルマの赤が彩を添える。8:15着いた小蓮華山山頂(2,768m)付近で展望と休息を楽しみ、山荘(10:25)・栂池へと下る。
途中の乗鞍岳中腹は1日で更に紅葉が見頃となっていた。今まで少し物足りなく思っていたが、雲のほとんど無いこの秋空とともに最高の撮影タイミングに下山も進まない。気温は高く、昼には気温は20度にもなった。14:25栂池山荘に到着すると、とにかく野イチゴソフトとコーラに。ロープウェイは55分並び、16:15駐車場に辿り着く。
場所と時期の選択がピッタリ嵌った大成功の山行だった。この連休の好天も幸いした。大池とその上の紅葉は今年はこんなものなのだろう。紅葉は少しずつ駆け下りる。あれもこれもは無理な話でもある。また、今回は同宿者にも恵まれ、楽しく過ごせた。次の再会を約束し別れたが、この楽しみも残った。 |
|
|
| 2007年9月4日(火) |
| ◇番外編◇ 2007全日本山岳写真展 |
60周年記念と歴史を感じさせる写真展。後援や協賛も環境省・文化庁・東京都・朝日新聞社・キャノン・ニコンなど錚々たる名が並ぶ。今回、一般公募で入選し展示されることになった ので、初日に勇んで足を運んだ。自身の作品ももちろんだが、他者の作品を見るのは勉強になる。賞に選ばれた作品は尚更だ。 しかし、我が作品が「特別奨励賞」なる栄えある受賞となっていたのにはビックリ(@_@)(金メダルにカメラが副賞)。自身の中ではそれほど思い入れや自信がある作品ではなかっただけに、自身の作品に対する見方に疑問を持ち、人の目に晒されることの重要性も再認識させられた。
この写真展は9/4から9/10まで東京の池袋にて、その後大阪(9/18-28)・名古屋(11/6-11)などで開催される。
過去2回写真展に展示を行ったが、この写真展はそれらとは比べ物にならないメジャーなもの。小生のカメラ人生にとって強く記される日となった。これを機会にハイレベルのカメラマンになっていくのか、これがピークということになりますか…。
**写真は許可を得て撮っています** |
|
|
|
| 2007年8月5日(日)・6日(月) |
| 盛夏の北アルプス唐松岳 |
チングルマと白馬三山

ハッポウタカネセンブリ

シモツケソウ

|
思い通りにならない自然を再認識した山行となった。先月は雨だったため、台風後の好天を期待しての八方尾根。しかし、多くは霧中となった。
7:10ゴンドラに乗る。気温は25℃で、今夏最も暑い日となりそう。ずっと霧中の行程だが、9時頃八方池に着く頃には山が少し顔を覗かせることも。花は相変わらす多い。メインのシモツケソウは所によってはお花畑となっている。数十種類は見かけるが、2週間前とは花の種類が半分ほど移り変わっている。花の命は儚い。
気に入ったポイントでガスや雲が晴れるのを待つが、思い通りにならず。15:00頃には雷が聞こえだし、15:20頂上山荘に着いた。ここは5月以来だ。夕方にはガスが無くなり、立山連峰を始めとする周囲の山が姿を現す。多少焼けもした。
翌日4:20小屋裏の展望エリアに。東の空の一部が焼けており、5:00には来光となった。
6:25出発。14℃だが、すぐにTシャツで十分の気温となった。晴天も7:30頃には雲が白馬三山を覆い、やがてガスが全天を隠すようになる。丸山ケルンまでは三山も写せたが、八方池近くのスポットでは、なすすべなし。それでもこのまま下りても仕方ないので、11時頃まで居座る。そして花を撮りながら14:00前には麓に着いた。今回初めて出会い、気に入ったのはハッポウタカネセンブリ。この八方尾根の蛇紋岩の場所に生育する。
花…30種類i以上確認した。目立った花…シモツケソウ、チングルマ、ニッコウキスゲ、ウラジロタデ、タカネナデシコ、ハッポウワレモコウ、タテヤマウツボグサ、ハクサンシャジン、タカネマツムシソウ |
|
|
| 2007年7月21日(土) |
| 北アルプス唐松岳八方尾根 雨の花トレッキング |
ハッポウウスユキソウ

オオサクラソウ

ニッコウキスゲ
 |
花は今、短い夏に生を謳歌する真っ只中にある。お目当ての山は雨で姿を現さずとも非常に多くの花が迎えてくれた。キャンセルできない事情が無い限り、雨の予報で出かけることは少ない。しかし、この最も花の最盛期である7月にずっと行く機会を逸していたので、敢えて雨を承知で出かけた。
7:15ゴンドラに乗る。雨の予報でも流石に人は多い。気温は20度を超え、霧雨で蒸し暑い。それでも途中2箇所の雪田が涼を送ってくれる。10:00頃には少し青空も垣間見せたが、ほとんどは霧雨。12:00頃、目的地の丸山ケルンに着く。時折、白馬三山が裾野を見せるもシャッターを切るまでには至らない。帰りは花を愛で、15:30頃リフト乗り場に着いた。
登山やテント泊ではなく、トレッキングが主となり、将来を案ずるこの頃。雨も悪くはないとは感じたが、天気の変わり目の日が写真的には狙いどころだろう。
花…20種類i以上確認した。クガイソウ・シモツケソウ・ノアザミ・タテヤマウツボグサ・ヨツバシオガマ・コバイケイソウ・ヤマブキショウマ・ニッコウキスゲ・シロバナニガナ・ユキワリソウ・イワカガミ・キバナノイカリソウ・ハクサンタイゲキ・チングルマ・マイズルソウ・チシマギキョウ・ミヤマアズマギク・クモマニガナ・ミツバオウレン・ハッポウウスユキソウ・タカネバラ・イブキジャコウソウetc.
必携…トレッキングシューズ(雨の木道や石では何を履いてもすべりやすい) 日焼け止め(陽が出たのはわずかだが、焼けた。紫外線は強いかも) レインスーツ 雨でレインスーツを着ている場合は水分をより失うので、多めの水が必要 |
|
|
| 2007年6月16日(土) |
| レンゲツツジの南アルプス甘利山とミズバショウの北アルプス栂池 |
レンゲツツジと富士山

栂池から白馬三山

新緑の栂池

|
@南アルプスの甘利山は、富士山の眺望とレンゲツツジで有名だ。この山を訪れ、3年目でやっとその両者を視界に捉えた(一昨年はツツジが不作。昨年は雨)。隣の人はこのシーンを求めて5年目になったとのこと。更に雲海や更なる朝焼けがほしいが、そんなシーンには何年通えばよいのだろうか。
流石に好天の予報があった週末で、駐車場はカメラマンの車で一杯。車を出ると久しぶりに満天の星空に遭遇した。4:00には三脚が並ぶ。気温は10℃。少し緋色の良い夜明けだが、風が強く、花を絡めて撮れない。贅沢は言えないとは5年通った方の言葉。同感。
A栂池自然園は昨年の秋に続いての訪問。とにかくこの日は青い空、残雪とミズバショウの白、木々の緑がため息が出るほど美しかった。9:00ゴンドラに乗るという遅れ。自然園遊歩道の半分はまだ雪とぬかるみである。この日、下界はどこも今年一番の暑さだったというが、流石にここは空気が少しひんやりとして心地良い(標高2000m超)。ミズバショウは最盛期で、リュウキンカも多い。それ以上に素晴らしいのはダケカンバとブナの新緑。花は、シラネアオイ、イワカガミ、ムラサキヤシオツツジなどを見かけるが、どれも撮りにくい場所にある。
ヒュッテか山荘に一泊するつもりであった(意外と満室ではない)が、お腹一杯になって下りてしまった。粘れば良い雲も現れたかもしれない。この梅雨の時期、これほどの好天は中々拝めない(過去5年間この時期に見たことないほどの天気とは地元の方の言葉)。こんな美しい景色に出会えただけで幸せ感一杯だったことと観光写真にしかならないなとの思いもあった。
必携…ハイカットのトレッキングシューズや長靴など。レインスーツ。水筒。木道なのでアイゼンの類は使えない。 |
|
|
| 2007年6月2日(土)・3日(日) |
| 裏磐梯 春の湖沼巡り |
毘沙門沼

不動滝

|
今回は所属する登山倶楽部の写真山行に参加。趣旨は親睦5割・写真5割。ここを訪れるのは2回目だが、1回目が会社の旅行だったためほとんど初めてと同じ。このような機会を捉えて新鮮な場所を訪れるのも悪くない(このようにプロカメラマンと撮影場所をめぐるツアーは旅行会社やホテルなども企画している)。
初日
雄国沼(花が咲いていないということで、途中で引き返す)→桧原湖→中瀬沼
二日目
毘沙門池→小野川湖→小野川不動滝(名滝だ。撮影もしやすい)→秋元湖→銅池(あかいけと読む。磐梯山の噴火の跡が間近に見え、お勧めだが、少し登る)
宿泊は、この地では最大の裏磐梯ロイヤルホテル。悪かろうはずはない。この地でキャンプや釣りなどを楽しむ人は多い。しかし、野鳥の森探勝路もあり、野鳥ウォッチングに最適と思った。近くで野鳥(セグロセキレイ)を見られたし、ここは野鳥の日本三大生息地といわれている。
お勧めのホームページ…裏磐梯ビジターセンター |
|
|
| 2007年5月27日(日) |
| 新緑の北八ヶ岳八千穂高原 |
駒出池のミツバツツジ
 |
所要のついでに立ち寄った。ここは四季を通して爽やかな高原美を提供し、カメラマンに人気が高い。小生も一眼レフカメラを始めて買った紅葉の時期に訪れた思い出深い場所である。この時期、白樺の新緑やミツバツツジが眩い。6月にはレンゲツツジやベニバナイチヤクソウ等の花が咲き誇る。
年によって咲き具合は異なるが、ここ駒出池はまずまず。前日は多分霧で理想的なシチュエーションだっただろう(働く者の悲哀を感じる)。) |
|
|
| 2007年5月3日(木)・4日(金) |
| 北アルプス 後立山連峰 唐松岳浅春 |
立山・剣岳方面

日の出

鹿島槍ガ岳/五竜岳

|
街に初夏の風がそよぐ頃、白馬山麓はやっと遅い春を迎える。それでも仰ぎ見るゴールデンウィークの山々はまだ冬の様相を保ち、冬季の美しさと危険を宿す。それが魅力で敢えて混雑と渋滞の中に向かう。
朝7:30より白馬八方のゴンドラに乗る。まだスキーヤーやボーダーも多い。ゴンドラとリフトを乗り継いだ場所は12℃の銀世界。暖冬だった今冬だが、この山の上の方は例年より雪が多かったようで、更に昨日は吹雪だったというから驚く。この山は長野オリンピックでダウンヒルが行われた白馬八方スキー場の上部にある。2,400m程までは晴天で気温も5℃以上と問題ない。しかし、それ以上は風が強く、食事や着替えが困難なほど。唐松岳頂上山荘(2,620m)に着くと皆転がり込む。頂上はそこから20分程だが、気力は無い。
夕方から朝にかけて雲に覆われ、風も相変わらず。5時頃の日の出時刻には徐々に晴れてきた。温度計は0℃を指すが、体感的にはマイナス20度程。一応立山・剣岳、白馬三山、五竜岳と360度見渡せる。前日満月だった月が立山・剣岳に沈むという絶好の機会だが、雲が邪魔する。暁光は今までに見たことも無いほど濃紅色だったが、山を染めることはなかった。風と寒さに皆早々と小屋に戻る。雪も凍っていて注意が必要。
朝食後7時頃出発。五竜岳方面へ。このルートは初めてだったが、危険な場所が点在しており、特に大黒岳ではくさり場が続く。五竜岳と鹿島槍ヶ岳の雄姿を間近に見ると、遠見尾根から下り、15:20ゴンドラの駅アルプス平に着いた。
今年の山行はこの時期の怖さと魅力を改めて実感させた。自身の体力を過信することなく、今後を計画したい。
帰りは温泉の後、そばのそば庄豊科店に立ち寄る。小生は空腹と栄養を満たすのは別のモノで補い、山行後のそばはざるそばがほとんど。いろんな具が入っていると本来の美味しさが理解できない。安曇野の水とわさびは魅力だが、少し甘めでマイルドなつゆとそばは、このような有名店としては特に驚くほどではない。
必携…サングラス、(日焼け止め)、アイゼン(10又は12本歯)、ピッケル、(ストック)(両方あれば便利)、3シーズン用レインスーツ、(スパッツ)、耳当てのある防寒用と夏用の2種類の帽子、早朝の撮影時間では準冬用防寒服、ツェルト等 |
|
|
| 2007年2月19日(月)・20日(火)・21日(水) |
| 美ヶ原冬季再び |
北アルプス黎明

霧氷

鹿島槍ヶ岳

|
地球温暖化を今冬ほど認識させる年はない。実は八ヶ岳など足を伸ばしたが、ほとんど成果はなかった。ここ美ヶ原は昨12月まずまずであったため、より厳しい冬らしさを求めて早くより予約を入れていた。結果的に気温は12月と同程度かむしろ高いと思える程であったが、この選択は正解。数日前白馬のスキー場は雨、この地も先週は風雨と雪で写真目的の宿泊者にはシャッターチャンスの無い厳しい気候だったと聞く。朝夕は多少焼けたし、霧氷も付いたし、運が良かったようだ。
行動パターンとロケ地は12月とほぼ同じ。晴れが続くという天気予報ではあったが、雲は多い。霧で覆われたり、雲が居座ったり、帰ろうとすると晴れたり、めまぐるしくシーンが変わる(もうだめと諦めた初日の夕方はホテルに帰った後焼けたので、機を逸した。常に戦闘意識と事前の計画・準備が必要)。今回くっきりとした南アルプスは拝めなかったが、北アルプスは多くの時間その雄姿を見せつけてくれた。
最終日は好天・高温となり、霧氷が陽に融け、輝く様を見れた。特に美しい冬景色のたよりが聞かれない今冬であるだけに成果には満足(それにしても思うように朝焼け・夕焼けにならないものだ)。
今回、人類が暖冬にストップをかけ、美しい冬景色がこの日本から無くならないようにとの思いをより強くした撮影行となった。10年後にキリマンジャロの雪は無くなる。2040年には北極の氷が無くなり、北極熊は絶滅するという。 |
|
|
| 2006年12月23日(土)・24日(日)・25日(月) |
| 美ヶ原冬模様 |
北アルプス遠望

南アルプス仙丈ケ岳

御嶽山方面日没

|
「世界ノ天井ガ抜ケタカト思ウ…」と詠んだ尾崎喜八の詩は、深田久弥の「日本百名山」にも紹介されている。この地・美ヶ原は高原でありながら百名山のひとつともなっているのはその展望にあろう。この冬、暖冬とあって訪問先選択に難儀していたが、この地に初めて訪れた。
新宿発「スーパーあずさ15号」で松本へ。中央本線特急利用は所謂183系あずさでスキーに行っていた頃以来で、車窓からの山岳展望を楽しむ。ホテルの送迎バスでホテルに着いたのは16:00頃。もちろん雪はあるが、やはり少ない。しかし所々木々が霧氷となっており、すぐに霧氷と日没の撮影となった(ほとんど焼けなかった)。宿泊はこんな冬でも営業しており、カメラマンに評判の王ヶ頭ホテル。食事や大浴場など全てが山小屋とは比べられない(こんな贅沢に慣れないようにしたい)。
翌朝は日の出(6:50予定)をホテル前で狙うが、雲が遮る。-5℃だが、風があり、体感温度はかなり低い。9:00に霧氷を撮りに出る。そこそこの霧氷が出来ており、青い空に映えるという目的のシーンが得られた。なるほどここは360度山の眺望が得られるというとおり、凄いの一言(北/南/中央アルプスの山々を始め百名山のうち47座が望める)。場所によっては終日霧氷が残り、雲海も消えない。
15:40頃から日没の撮影に出る。16:00頃の日没では多少焼けた。夜は星が綺麗だったが、長くは続かず。
次の日の朝少し焼けたが、稜線からの来光は得られず。霧氷もほとんど無かったが、良い天気となり、昼の出発まで気持ちよく撮影を続けられた。驚くほどのシーンは無かったが、大満足の3日間であった。この地の素晴らしさは実感できたが、冬季を除いて苦を伴わないこの地を取り続けるのはもっと高齢になってからかなとも思う。また、仕方ないことだろうが、ここは電波塔などの人工物が多いことが残念だ。
必携…完全防備の耐寒装備。予備として軽アイゼン。行動は決められた狭い範囲に限定される。 |
|
|
| 2006年11月3日(金)・4日(土)・5日(日) |
| 晩秋の立山室堂と称名ノ滝 |
十五夜の立山主峰

大日岳の星空

紅葉の称名滝

|
入会している登山倶楽部のバス山行に参加し、初めて立山を訪れた。「新雪の立山を撮る」というタイトルも空しく、晴天続きで雪はほとんど融けていた。朝7:00新宿を発ち、立山室堂平みくりが池温泉には16:00頃到着(長距離に加えて3連休の渋滞で一日がかり)。夕焼けだったが、戦闘体制にあらず。
翌日は4:00から星を狙うが十四夜の月明かりでままならず。大日岳が少し染まったのは6時台。日の出は7時近い。気温はマイナス5℃程だが体感温度は更に低く、十分な防寒対策が必要。朝食後皆で地獄谷・雷鳥平を散策。この日の夕焼けは期待はずれだったが、立山主峰上部の満月と月光による撮影は獲得した。宿泊先の山荘は旅館に近い快適さで、夕食では刺身等はもちろんあるし、茶碗蒸しは出来立てが出るし、固形燃料で熱々の牡蠣鍋等も食べられる。朝はバイキングで20種類程が並ぶ。温泉は1日23時間入れる。しかも一般的な山小屋よりも安い(車が入れる場所だから)。
最終日は3人で何と3時起きしたが、満月の月没が5:40のため星は無理。満月の威力は凄く、ヘッドランプが無くても歩ける程。朝焼けも期待はずれ。チェックアウトは9時と遅かったが、称名ノ滝での撮影時間が与えられた。この辺りの紅葉は最盛期で駐車場は満杯だ。落差が日本一で350mあるというが水量はこの時期少ない。12時頃にならないと陽が十分回らないので撮影としては残念。帰路は塩の道経由で後立山連峰・八ヶ岳・南アルプスを眺めながらという計らいもあった。バス旅は久しぶりで外の風景や車を眺めるのが好きだった少年時代を思い出させた。帰り寝られるのが何といっても有難い。新宿には20:30と以外にも早い到着となった。
必携…(朝晩)耳あてのある帽子、手袋、ダウンジャケット等、(場合によってはスノーシューや軽アイゼン、ストックなど)。16:00ではもう暗いので気を付けたい。 |
|
|
| 2006年10月13日(金)・14日(土) |
| 紅葉の尾瀬 |
三条の滝

段吉林道にて

尾瀬ヶ原暮色

|
本来先週予定していた尾瀬山行は大雨にて中止。それ以後皮肉にも快晴が続いていたので思い切って出かけた。昨年の成果が今ひとつだったので、御池から裏燧のルートを再挑戦。
ヘッドランプが要らなくなってきた5:30御池を出発。温度は数度と暖かく、木道は比較的安全。予報は快晴であったが、ガスが覆い、午前中は雲も多かった。上田代その他でかなりの時間待ったが、陽差さず。燧裏林道の紅葉は十分で、空だけが残念。尾瀬ヶ原の紅葉は流石に時期を過ぎていたが、草紅葉の色はそんなに悪くない。今年は全体的に紅葉が遅れている。
15:30に竜宮小屋に到着。本当に久しぶり。夕方amaneさんに初めてお会いした。カメラも実績も全然敵わない。夜は満天の星(北アルプスなどで見られる量と輝き程ではない)で、天の川等が見えると言われたが、目悪く残念。19:30頃かガスってきて寒さも増し、引き返す。
翌日5:55頃が日の出時刻であるが雲に覆われ、残念。気温も6℃で暖かい。朝は評判のコーヒーを戴きながら長らく小家主さんと談笑。8時過ぎに小屋を後にした。9時頃晴れてきたが、体調悪く、温泉小屋で大休止。帰りは予定とおり三条の滝経由。この辺りの紅葉は今が旬。しかしここからの帰りは尾瀬には少ない急峻な登りできつい。昼を過ぎる頃になると雲も多くなってきた(大休止の時間が惜しい)ので、陽を待つことも多かった。16:00頃御池に到着。御池から七入にかけての車窓から見る紅葉は見事の一語。紅葉を撮るためならばここの方が良いかもしれない。
桧枝岐といえば温泉と裁ち蕎麦(たちそば)。本家6代目まる家の新そばは今まで食した3本に入る程美味。奇をてらわずといった感じでそば・ねぎ・わさび・その他全てが新鮮で気高く感じられた。新そばだからなのか? 店内での土産品は山菜・岩魚の甘露煮など観光化されていない素朴な品が並ぶ。 |
|
|
| 2006年10月9日(月) |
| 三段紅葉白馬三山(栂池自然園より) |
白馬三山

栂池の紅葉

杓子岳と大雪渓

|
この三連休はどこも紅葉真っ盛りで山は久しぶりの賑わいに沸くはずであった。が、天は気まぐれ。2日間天気は悪く、北アルプスではこの時期では小生も記憶に無い猛吹雪となった。白馬岳・小蓮華山・奥穂岳・前穂岳で7人が凍死で亡くなった。今年はどこも紅葉がすばらしいとの情報もあったが、この暴風雨で葉がかなり吹き飛んだ。山は白銀に輝いたが、ベストな状態での紅葉とのデュエットは叶わぬ夢となった。
ここ栂池は上高地・涸沢、立山・黒部と並ぶ紅葉の3大人気スポット。上述のように紅葉は少しダメージを受けていたが、初冠雪の白馬三山に多くの歓声が上がった。
早くから並ぶ客のため、ゴンドラは7:00運行開始より少し前に動き始めた。自然園には7:40頃入園。木道は凍って滑る。温度は既に10℃近くになっていた。紅葉の色には少しがっかり。展望台に近づくにつれ足元の雪が多くなるが、表面が凍った木道より歩きやすい。展望台は人でごったがえしており、その絶景に歓声の数々。ここで満足いくまで撮影し、楽しみながらロープウェイの駅まで。ところがここで1時間待ち(今日が1年で最も混む日であることを忘れていた)。
もちろん天気が良ければ白馬大池や八方などへも足を伸ばしたい場所だ。それでも十年に一度くらいであろうかこの時期にこれだけの冠雪を見られた喜びは大きい。そして、前日の遭難はその絶景と裏腹に自然の厳しさがあることを改めて教えてくれた。
必携…ハイキングブーツ。フリースのミドルウェア(早朝だけ0℃程になる)など。裾の汚れを気にする人はスパッツ。しかし今回の猛吹雪による遭難(視界無く、立っているのがやっとだったと言われる)は、ここからたった数百メートル上での話。ここも前日は雪が降ったのである。場所と行動によってはこの時期であっても冬の装備が必要ということだ。 |
|
|
| 2006年8月26日(土)・27日(日) |
| 北アルプス燕岳 雲上の演奏会とコマクサと雷鳥 |
燕山荘のコンサート

高山植物の女王コマクサ

眼鏡岩越しの槍ヶ岳

|
初めての燕岳(2,763m)はNHK「山の歌 天上に集う」で取り上げられた有名な燕山荘のクラシックコンサートの日を選んだ。毎年8月の第4土曜日に開催されており、今回で22回目。花の時期が終わりを告げるこの時期の山小屋にこのコンサートが活気を取り戻す。が、今年は大雪と長雨により多くの花々が未だ秋よ待てとばかりにその存在を主張して、一石二鳥となった。
5:20中房温泉出発。6時台では17℃程。9:10合戦小屋到着。楽しみにしていたうどんとスイカを頂く。評判通りで辿り着いたほとんどの人がスイカを食べている。燕山荘直下では正しくお花畑のように数々の花が咲き誇る。11時頃小屋到着。すぐ燕岳頂上と北燕を目指す。コマクサが綺麗なものは少ないが未だ多く咲いている。有名なトウヤクリンドウに初めてお目にかかった。奇怪な花崗岩のオブジェは噂通りで不思議な光景だ。当HPのエッセイのページ「1本のダケカンバ」に記したダケカンバにも感動の邂逅。6羽の雷鳥にも接近できた。
コンサートは17時台にはもう行列が出来ている。19:20頃開場となるが、食堂ぎっしりと詰めこめられ、外や階段も人で埋まる。当日宿泊者は600人程か?。19:30の開演から21:00までモーツアルト・バッハ中心に歌謡曲も含め10曲程が演奏され、最後は早春賦の合唱で締めくくる。
翌日は頂上の少し下で来光(5:16)を待つが、雲多く、今ひとつ。それでも少し槍ヶ岳がピークを現した。帰りは7:15出発10:10中房温泉着。温泉は有明温泉利用。気象面ではもう少しだったが、燕岳にはいろんなモノが詰まっており、多くの登山客を集める理由が理解出来た山行だった。
咲いていた花…ヤマハハコ、オンタデ、ヤマトリカブト、シモツケソウ、ウサギギク、ウメバチソウ、アキノキリンソウ、ハクサンフウロ、オトギリソウ、テガタチドリ、カンチコウゾリナ、ミヤマリンドウ、チングルマ果穂、イワオウギ、ミヤマシシウド、ゴゼンタチバナ、コマクサ、トウヤクリンドウ等。
必携…ハイキングの基本的なものでOK。靴もミドルカットのハイキングブーツが適している。フリースのミドルウェア(早朝だけ10℃程になる) |
|
|
| 2006年8月3日(木)・4日(金)・5日(土) |
| 花の北アルプス白馬三山 |
暮色剣岳
(白馬岳より)

ハクサンコザクラ、ミヤマキンポウゲの大出原

白馬岳・杓子岳

|
正に花の王国と言われる白馬三山。その種類と量は類を見ない。たまに他の山域に出かけるが、今回夏のメイン山行をいつもの穂高ではなく、ここにした。
猿倉を5:40出発。18℃程。ほとんど寝ていないので少し心配。7:10大雪渓に入ると朝の時間帯ではかなり涼しい。杓子岳方面から小さな落石が連続して、監視員が見守る。葱平からは花多く、「お花畑」ではその名のとおりである。イワオウギ、ハクサンフウロ、シナノキンバイ、ハクサンイチゲ、ミヤマキンポウゲ、シコタンソウ、チシマギキョウ、ミヤマムラサキ、ミヤマオダマキ…。
避難小屋上部の水飲み場の水は今までの人生の中で最高の水だったと思う。稜線に出るとタカネシオガマ、ミヤマキンポウゲ等。ウルップソウは少し時期を過ぎたようだ。15:30頃白馬山荘到着。
夕方、地平線が茜色に染まる。剣・立山上の雲がアクセントとなるが、全体的には雲が少ない。
翌朝は白馬岳頂上(2,932m)にてご来光を迎える。陽が昇る前から剣岳はピンクとシアンに染まり、幻想的な雰囲気を醸し出す。4:55ご来光。もう人は50人を超えていただろう。
6:50出発杓子岳・白馬鑓ヶ岳の稜線を歩く。雪渓下に雲湧き、花咲き乱れる道程だが、意外と風無く、暑い。
白馬鑓ヶ岳山頂(2,903m)では雄大な景色を、チングルマ、ハクサンコザクラなど多くの花が咲く大出原では花々の華麗な競演を堪能し、14:50鑓温泉小屋到着。翌日食後6:15出発。猿倉に10:10到着。今回の温泉は白馬ハイランドホテルの天神の湯。露天風呂から眺める三山の有終の美で締めくくった。
咲いていた花…数知れず。自分が認識したのは30種程。花期7月中旬下旬の花が中心。ウルップ草等7月上旬の花は機を過ぎていた。
必携…日除け(メッシュのサンシェードは有効。クリームを持たなかったので、特に腕が悲惨な目に サングラスもあったほうが良い) 軽アイゼン 水はかなり多めに
|
|
|
| 2006年7月30日(日)・31日(月) |
| 至仏山とキンコウカの尾瀬ヶ原 |
至仏山より尾瀬ヶ原

至仏山より

尾瀬ヶ原にて

|
念願の至仏山初登頂。登頂は果たしたものの霧の尾瀬ヶ原を山腹から鳥瞰することは叶わず、念願のホソバヒナウスユキソウ(ヨーロッパのエーデルワイスの仲間)も最盛期を過ぎていた。準備万端で望んだものの成果の少ない山旅だった。
今年はとにかく雨が多く、特に週末はダメで、6・7月の花の時期を逃すこととなった。関東の梅雨明けもやっとこの7月30日となったが、今週もまだ雨マークとなっている。そんな晴れ間を捉えたものの思い通りには行かない。
5:20鳩待峠を発つ。至仏山を直接目指すつもりだったが、指導員の滑りやすく危険との指摘により、当日はそのまま原に降りることとした。気温は15℃ほど。原では多くの花が咲き競っている。今年は雪が多く、遅くまで残ったため、とっくに時期を過ぎたはずの花も多い。ワタスゲ・カキツバタ・キンコウカ等が群落を形成している。ニッコウキスゲは最盛期を1週間ほど過ぎたが、下の大堀川ではまだそこそこ咲いていた。
竜宮小屋では小屋主さんと話も出来、てばまるさん・Meaさん・JUNさんとお会いできた。至仏ロケハンで中腹(1850m)まで登る。今回は至仏登頂のため初めて至仏山荘に宿泊。新しく豪華な山荘でビックリ。
翌朝3時には出発。星は見えずまもなく小雨も降る。12℃。虫も多い。中腹で霧が晴れるのを待つが、全然ダメでがっかり。それでも8:30頃原が姿を現す。山頂(2,228m)には11:30頃。蛇紋岩はやはり滑りやすく、注意必要。1,800m辺りから花が多くなるが、登山道に限定されているため、写真は容易くない。山頂付近だけは流石に風が強く涼しいが、この時期登りは暑くきつい。時間的に遅く、原は見えるも霞んでいる。全体的に花は多いが、最盛期は過ぎた様。
咲いていた花(原・多い)…キンコウカ、ワタスゲ、サギスゲ、ニッコウキスゲ、カキツバタ、ヒツジグサ、ナガバノモウセンゴケ
咲いていた花(原・その他)…サワラン、トキソウ、
咲いていた花(至仏山・多い)…タカネナデシコ、シブツアサツキ、ジョウシュウアズマギク、イブキジャコウソウ、オゼソウ、ホソバツメグサ、クモマニガナ、チングルマ、ミネウスユキソウ、ホソバヒナウスユキソウ他多数。
必携…日除け、防虫ネットなどの虫対策、(スパッツ)、夏なので水は多め |
|
|
| 2006年6月3日(土)・4日(日) |
| 残雪・新緑・ミズバショウの尾瀬 |
尾瀬ヶ原にて

尾瀬ヶ原にて

ミズバショウと至仏山

|
残雪と新緑が狙いで時機を窺っていたが、ずっと天気悪く、ミズバショウと重なってしまった。今年も雪が多く、ミズバショウもまだ十分ではない。
戸倉の駐車場はかなり車が多い。それもそのはずで本来なら1年で最も混雑するミズバショウの週末だ。5:10鳩待峠。少し風が冷たいが0℃程か。とうに太陽は高い位置にあるが、ゲートオープンが5時ならこうもなる。木道はほとんど除雪してあるが、所々凍った雪の上を歩く。山の鼻から牛首にかけては残雪がある。雪で大きく曲がった橋が再建されており、改めて豪雪を実感させる。また、急ぎ復旧に尽力された保護財団等の方々に感謝。
竜宮十字路→ヨッピ橋→見晴→竜宮小屋。小屋には昼に着いてしまった。ミズバショウはいたる所で見られるが、リュウキンカは東電小屋下以外は少ない。ブナ、ダケカンバの新緑が眩しい(白樺はもう少し)。雪やミズバショウ等が絡むシーンが見つからなくて成果少ない。オコジョを見た。随分と小さい。
夕方までは他のカメラマンと雑談。小屋主さんも忙中時間を割いて頂いて感謝。聞けば今朝は霜が降りたということで、ミズバショウへの影響が心配される。日の入りは6:20頃か。7:00頃まで下ノ大堀川畔で夕暮れを眺めるが、期待はずれだった。
同室者は皆カメラマンのため起床は3:30としていたが、誰かのいびきのためか既にほとんどの人が3時には目を開いていた。薄暗いうちからカッコーやセイタカシギが賑やかな木道を歩む。4時には各自のスポットに。それからは天空と朝霧のショーが厳かに始まった。赤田代方面からの暁光が乳白色の靄を仄かに薔薇色に染めていく。幻想的な時間だ。空は茜色にはならなかったが、霧のシーンとしては最高レベルではなかったか。気持ちの昂りが消えぬまま山の鼻に向かうと背面の燧ケ岳から陽が昇り、地塘に輝きが映える。フィルムが1枚しか残っていなかったので、一発で決める。帰路、竜宮小屋のおにぎりをパクつく。シンプルで懐かしい母の味だ。入山者は次第に多くなれどもまだ帰る人はいない。何と鳩待峠に7時には着いてしまった(バス・タクシーの始発は8:30)。車窓から見る津奈木の新緑は尾瀬以上だった。
花…ミズバショウ、リュウキンカ、ザゼンソウ、ショウジョウバカマ(少し)
撮影…日の出前・日の入り後は露出過多となっていた。朝霧イコールプラス補正との思い込みが強かったが、色々撮っておけば良かった。望遠ズームを省いたが、失敗だった(遠くの花や木々の撮影に必要)
教訓…フィルムは余分に持っていこう。デジカメや望遠レンズも必携だ。
|
|
|
| 2006年5月3日(水)・4日(木)・5日(金) |
| 春酣の北アルプス白馬と浅春の穂高・槍(蝶ヶ岳より) |
白馬村にて

蝶ヶ岳より槍ヶ岳黎明

槍ヶ岳落日
 |
いよいよシーズン到来。今年は雪が多く、雪崩のエネルギーが放出されていないので、禁止ルートが多い。体調も良くなかったので、奥穂の予定を変更して蝶ヶ岳にしたが、正解だった。奥穂では頂上を諦めた人が多かったと聞く。蝶ヶ岳は4年前にテント持参で死ぬ思いをし、膝を痛めた苦い経験がある場所だ。それ以来まだ膝が治っていない。
冬の寒さが長く続き、長野の桜はこのゴールデンウィークになったので、まず白馬村にて桜と白馬三山を撮り、午後に上高地に向かった。12:45バスターミナル発。晴天で暖かいが、風は少し冷たく、春の訪れを感じさせながらも麓と一線を画す場所であることを教えてくれる。さまざまな野鳥が囀り、春の柔らかな陽光、まだ浅きではあるが待ちわびた春の息吹を感じさせてくれる長閑なトレッキングだ。路は除雪してあるが、道端にうず高く積み上げた雪が今冬の雪の多さを実感させてくれる。初日は横尾山荘泊まり。ここのジェットバスは最高だ。夜は前穂の遙か上空に上限の月が。明日への期待を抱きながら床に就く。
翌日6:00出発。気温は3〜4度程で厚着は不要。ここからは結構急登で3000m級と何ら遜色ない。アイゼンとピッケルの軋む音が心地良い。途中何箇所かで雄々しく聳え立つ槍や穂高がその雄姿を覗かせるが、その都度歓声が上がる。そう、正に雲ひとつない晴天で鮮やかな雪峰が目に眩しい。11:00頃頂上に着くといきなり強風が迎えてくれる。眺めは第一級。
夕方はキレットに陽が沈む前後少し焼けた。なぜかこの時間帯は風が収まり、全然寒くない。蝶ヶ岳ヒュッテは満杯であるが、寝床は十分なスペース。
翌日撮影時間は4:30から5:30。強風でカメラが三脚毎倒されるので、ずっと三脚を抑え続けなければならない。皆しゃがみこんで耐風姿勢を保つ。三脚は2段までしか伸ばすことが出来ない。夜明け前は空がガスに覆われていたが、白んでくると次第に晴れ渡ってきた。春にしては雪が多い岩峰と空は乳白色から淡いピンク色に染まっていき、厳しい風の中どう切り取るか格闘する。雲ひとつない空は写真としては少し物足りないが、こんなシーンはそうあるものではない。
感動さめやらぬまま朝食後6:50出発。気温が上がってくると弛んだ雪で神経を使う(なるべく早めに出発したい)。9:45徳沢に到着。12:00上高地BT到着。苦い思い出のある蝶ヶ岳は懲りることなく又来てくれてありがとうと言うかのごとく何倍もの感動で応えてくれた(今年は膝も良い感じだ)。
必携…サングラス、(日焼け止め)、スパッツ(汚れが気になるならロング)、アイゼン(12本歯なら楽。軽アイゼンは下りでより神経を使う)、ピッケル又はストック(両方あれば便利。小生は主に登りはピッケル、稜線と下りはストックを使った)、3シーズン用レインスーツ、早朝の撮影時間では準冬用防寒服
撮影…桜は日の出直後よりも9時過ぎ頃が色を得やすい(朝霧などと絡めることは出来ないが)。晴天の雪山の露出補正は、+1/3から2/3程度が中心。 |
|
|
| 2006年2月10日(金) |
| 冬の上高地と鹿島槍ヶ岳 |
大正池より

田代池より

鹿島槍ヶ岳
 |
この冬は自身の風邪や親の介護関係で何の成果も無く、久しぶりの山行。1年前に同じように行っているが、今回の方がまだ良かった(写真としての成果は無かったが)。大正池6:30。温度はマイナス10℃くらい。一部で霧氷が始まるが、不十分。
今年購入したスノーシュー(MSRライトニングアッセント)は、正解だった。少々のバーンでもアイゼンに変える必要なく、登りもリフターが威力を発揮。今やここでは8割方の人がスノーシューを履いている。
夏とは異って道はないので、人の足跡を付いて行くと結構迷う(撮影場所を求めて道なき道を行く人がいる)ので、注意が必要。沢渡のタクシーは通常7時頃から。交渉によっても6時前は無理だったので、少し多く歩く破目に。
よくやる失敗だが、しばらくフィルム無しでシャッターを切っていた。
平日なのに人は多かった。天気は好天予報だったからか。午後はお気に入りの鹿島槍ヶ岳を撮りに白馬方面に出向いた。
必携…耳あてのある帽子、冬季用手袋、冬季用アルパインスーツなど、厚手のフリース等、(スノーシューや軽アイゼン、ストックなど) |
|
|
| 2005年12月17日(土) |
| ◇番外編◇ 尾瀬シンポジウム |
有楽町で尾瀬保護財団10周年記念尾瀬シンポジウムが開催され、参加。写真家新井幸人さんのスライドトークや、竜宮小屋のご主人・東電の竹内さんなどパネラーによるディスカッションなどがあった。
何よりも「尾瀬夢幻」のアクアさん、「フォトサロン風花」のてばまるさん始め尾瀬病の多くの方(まきしまさん、山好きのおっちゃんさん、ジークさん、shinさん、花見さん、Meaさんとお会いできたことが最大の収穫だった。又、尾瀬で皆さんにお会いできるのが楽しみだ。 |
|
|
| 2005年10月29日(土)・30日(日) |
| 晩秋の北アルプス涸沢 |
黎明の白穂高

ナナカマドの実と穂高

カラマツ黄葉上高地
 |
苦しみの後には喜びが。温度が高く、期待した降雪はほとんど無かったが、ほとんど1日降り続いた雨が先週降った雪をゼロにすることはなかった。尾瀬を予定していたが、気温が高い予報であったため、雪の可能性が高いこちらを選んだ。
上高地BTを7:20出発。暖かい。大正池辺りのカラマツ黄葉は見頃、河童橋辺りはまだ少し早いという感じ。今年の黄葉は遅かったが、それでもこの2〜3日で見頃になった。翌日ビックリしたが、河童橋周辺は相当進んでいた(1日後がピークだろう)。少雨は、徳沢を過ぎる頃から本格的になり、涸沢まで止む事は無かった。雨に煙るナナカマドの実は幻想的だ。高度2,200m辺りから雪を見かける。14:00頃涸沢に到着。3週間前に比べると人は流石に少ない。15:00頃霙から雪に変わると間もなく降り止み、春とは異なる雪の絶景が姿を現した。18:00頃全天に星が瞬き、期待した(新月で絶好の星チャンス)が、1時間ほどで、雲が遮った。
翌朝は雲に覆われ、少し心配させた。温度は高いと感じたが、涸沢ヒュッテの公表では6:00でマイナス5℃である。ガスったり晴れたりしていた。日の出は、6:10頃と言われていたが、6:40頃雲を劈き、朝日が一気に来た。その後すぐにほとんど青空に変身した。久しぶりにシャッターを押す手が震えた気がした。その後Sガレ付近で陽が当たるまで待ち(10:20頃)、上高地には15:00過ぎに着いた。
野鳥…上高地には聞きなれない鳥がいくらか。
必携…耳あて又は耳あてのある帽子(早朝のみ)、薄手の手袋、帽子(まだ日焼けします)、薄手のマイクロフリース等、厚手のフリース等(ウインドウストッパーのものがベター。日の出頃のカメラマンはダウンジャケットがベター)、軽アイゼン(今回は使用せず。稜線に行くには10本歯以上のアイゼンとピッケル要)
教訓…ゴアテックスのレインスーツもゴアブーティの登山靴もザックカバーも中は少し濡れていた。原因は解らない(経年劣化によるものか、隙間から入り込んだか)。これらは絶対的ではない。2時間程度であれば問題ないであろうが。急な目的地変更により、忘れ物をした。出かける前のチェックは慎重に。 |
|
|
| 2005年10月9日(日)・10日(月) |
| 錦秋の北アルプス涸沢 |
涸沢直下

涸沢ヒュッテより

涸沢直下
 |
秋の涸沢は、5度目くらいだろうか。なぜか他を選ぶことは無かった。昨年は芳しくなかったようであるが、今年は好天も手伝い、最高に近い状況ではなかったか。
沢渡タクシー解禁時刻4:30発。気温12℃という暖かさ(この時期0℃以下のこともあった。7時台が最も低く、10℃程)。上高地ではヘッドランプが無くても歩ける程度の暗さ。天気は良い。この時刻、目的地に居れば最高。
涸沢直下に辿り着くと歓声が上がるほど見事な紅葉で、至る所三脚の花が開いている。どこをとっても絵になるように見える。お陰でテント場には14:00頃となった(本来なら早く場所取りがしたい)。この連休の山小屋の大混雑には懲りて、ここ数年はテントにしている。とにかく軽量化を図ったが、テントシュラフ・マット等を背負えばやはり重い。急坂では相変わらず膝は痛い。膝を考え、今回はダブルストックにしたが、正解だった。13:00頃からは曇り、もう少し前に涸沢上部に着いていればベストであった。
夕方は焼けはしなかったが、夜の明かりのテント場は1年で最も華やかであっただろう。久しぶりの星空。ヒュッテのテラスでは星座探しがそこかしこで。カシオペアのWの形は誰でも解る。
テント内は暖かく、3シーズンシュラフに薄いダウンジャケットで暑いくらいであった。風は時折強く。翌日朝は全天曇り。5時頃白んでくる。目的の場所に居たが、思ったように陽は射さず、風も強い。温度は10℃程(通常この時期は3℃程度)。7時頃でも8℃程。食後9時には下山を始めた。ところが、段々陽が射してきたため、戻る羽目に。帰りが心配だったので、1時間程で後にしたが、14:00頃までは好天だった。山岳写真同人「四季」のある人は会社を休むことにした(大胆)。15:00前にバスターミナルに着いたが、バスをそれ程待つことはなかった。
咲いていた花…ノコンギクが少しという程度。上高地では木々の葉が黄葉し始めている。
野鳥…それなりに鳴いている。
必携…耳あて又は耳あてのある帽子(早朝のみ)、薄手の手袋、帽子(まだ日焼けします)、薄手のマイクロフリース等、厚手のフリース等(ウインドウストッパーのものがベター。今回は必要無い程であったが)
撮影…これほど好天の直射日光の場合、見た感じに近づけるには黄色中心はもちろんのこと、赤系統が入ってもかなりプラス補正すべし。 |
|
|
| 2005年9月30日(金)・10月1日(土) |
| 尾瀬ヶ原草紅葉 |
尾瀬ヶ原にて

尾瀬ヶ原にて

燧ケ岳黎明
 |
いろいろ求めるのは無理というもの。例年よりかなり遅く、草紅葉はピークの始め頃か。ヤマドリゼンマイは大分茶色になってきて、見頃を超えたと思われるものも。樹林帯の紅葉・黄葉は始まったばかりで、まだ10日ほどかかるのではと感じられた。
5:15御池を発つ。車内での仮眠はもう寒い。ダウンジャケットなどが必要。外は4℃で寒くはないが、所々木道は霜で滑るため注意が必要。燧裏林道・段吉新道の紅葉は全然早い。原に着いても草紅葉の印象は今ひとつであったが、程よい場所もある。天気は全体的に曇り。昼頃予定とおり竜宮小屋に着く。小屋主さんとは初めて声を交わし、貴重なお話を伺えた。
夕方の空は何もなし。朝は4:45に出るが、2人程先を越された。予想とおり5時頃から白んでくる。心配していた空は青空も所々覗いてちょっとした朝焼けも。久しぶりの朝霧のシーンは得られ、まずまず。寒くは無く、霜は無い。
翌日7:15小屋を発つ。ヨッピ橋までの道はヤマドリゼンマイや潅木など色鮮やか。天気は予想のように段々曇ってきていたが、8時から9時頃は青空が広がって(風も出てきた)(既に赤田代に居た)もう少し出るのを遅くすれば良かった。その後全天雲に覆われ、12時頃少し雨がぱらついた。ゆっくりして御池に13時着。
咲いていた花…やはり少ない。 エゾリンドウ、トリカブト、ワレモコウ
野鳥…夏よりは少なく、ほとんど聞かれない。湿原に近い林では結構鳴いている。(調査・整理中)
必携…ストック(転倒防止)、薄手の手袋、帽子、薄手のフリース等、厚手のフリース等 |
|
|
| 2005年8月19日(金)・20日(土)・21日(日) |
| 雨と霧の穂高 |
涸沢お花畑

霧の前穂高岳

霧のチングルマ
 |
天気が悪いことは承知のうえの山行。写真目的ならば悪条件こそ喜んで行くべきという人もいる。又、少しずつ悪条件を経験し、慣れておくことも必要である。
お盆を過ぎたためバス内は少ない。5:40バスターミナル発つ。気温15度で、曇っており、この時期としては歩きやすく、都合が良い。時折雨がぱらぱらで、レインジャケットを羽織るかどうか何回か悩まされる。花は多く、好きなソバナを始めヤマホタルフクロ、メタカラコウ、ノコンギク、クガイソウ等。13:50涸沢に着く。至る所に雪渓が残っており、ビックリ。8月中旬過ぎでこれだけの雪渓があるとは今冬の雪が多かったということか。ヒュッテの夕食は今までの中で最高(うなぎ蒲焼、杏仁豆腐等)。翌日の涸沢音楽祭の日の宿泊にしようかとも思ったが、当日はこの日の倍の人になるそうで、全てが思い通りとはならない。この時期ペルセウス座流星群が見れる(13日頃がピーク)というが、願い叶わず。当日は満月であったが、これもお目にかかれず。そもそも満月の日に星見は無理な話。
翌日はガスの中を6:00出発。霧が薄くなったり濃くなったりであるが、太陽が顔を出すことは無い。花は多い。お花畑はハクサンフウロ、コバイケイソウ等が咲き誇るが、コオニユリが少ない。この何年か少ないとのことで心配だ。ザイテングラートでその他の花は、ヨツバシオガマ、チングルマ、イワギキョウ、イワツメグサ、バイケイソウ、オンタデ、ミヤマトリカブト、ヒメシャジン、等。12時頃雨が降り始め、12:30穂高岳山荘に着く。するとまもなく大雨となった。全員が揃わないパーティもあって、心配の声が上がる(事無きを得た)。宿泊者は意外と多い。
翌日は4時起床。4:30に奥穂頂上を目指すが、既に多くの人が小屋を後にしている。気温は10度近くあるが、体感的にはゼロ度と言われる。雨で足元はすべるため慎重に進む。3190mのピークを極めた感動もそこそこに前穂・岳沢経由で上高地へ。
今回学んだこと…8月といえども寒さは零度レベルと考えるべし。十分な雨対策必要。雨ではやはりすべりやすい。先に小屋があれば朝・昼の弁当は無くても良い(非常食は必携)。やはり昼頃までに小屋に到着すること。高山植物をメインにバックに稜線という構図は意外と難しい。メガネがすぐ曇るので曇り止めがあれば良い。
必携…厚手のフリース等(小屋内ではベスト等の中間着が有った方が良い) 手袋は水を吸収しないタイプが良い ミニスパッツ (メガネの曇り止め) もちろん完全防水の登山靴とレインスーツや非常食、ヘッドランプ等はいつでも必携
余談…膝の状態が芳しくなく、少し高山病のようにもなった。3000m級は今後もう難しいかも知れない。 |
|
|
| 2005年7月23日(土)・24日(日) |
| 尾瀬沼 ニッコウキスゲ |
大江湿原ニッコウキスゲ

尾瀬沼

ノアザミ

|
今年の尾瀬はミズバショウを始め多くの花が豊作だ。尾瀬ヶ原のニッコウキスゲは何十年ぶりとも言われる。大江湿原も見事であった。しかし残念ながら花以外の収穫は無し。
御池より始発バスで4:42発。気温は20度近い。バスから見る朝焼けが凄い(1日早いよ)。大江湿原に着けば湿原一体を被いつくすキスゲ。評判通り見事。人も多い(今年最大)。小屋は満杯。これだけ人が多いと人を外して撮ることが困難。沼を一周(気温は最大24度程度だが日差しは強い)し、13時頃長蔵小屋に到着。日没は6:30。焼けず。蚊多い。
翌早朝も焼けず。満月に近いため明るく、雲と霧のショーは少し楽しませてくれた(写真にはならない)。気温は12度。晴れの予定であったが、雲が増し、空のほとんどを蔽いつくしていく。帰りの沼山峠は9時頃であったが、まだ多くが雲に蔽われていた(午後は晴れてくるだろうが)。小鳥のさえずりも心地よく(ウグイス、ホトトギス、メボソムシクイ等)、久しぶりに録音も行った(これも人の声・鈴の音を外すのは至難)。
咲いていた花
最盛期(ニッコウキスゲ)
多い(ゴゼンタチバナ、カラマツソウ、クモマニガナ、ノアザミ、サワラン、ワタスゲ(終盤)、カキツバタ、ヒオウギアヤメ、コバギボウシ
少ない(コバイケイソウ、トキソウ、ハクサンシャクナゲ、チングルマ(果穂)コオニユリ、ギンリョウソウ
必携…レインスーツ、帽子(日焼け止め)、薄手のフリース等、(虫除け)
余談…最近どこでも花豆ジェラートを販売している。確かにおいしいし、暑いときは格別。尾瀬沼山荘では抹茶ジェラートも販売している(悪くないが、要はどこでも買える抹茶アイス) |
|
|
| 2005年6月9日(木) |
| 水芭蕉 尾瀬 |
ミズバショウと至仏山

ミズバショウ
 |
尾瀬の代名詞ともされる水芭蕉。大雪の年は出来が良いと言われ、楽しみにしていた。開花が遅れた今年はこの頃がピークとなった。
梅雨に入り、この日しかないと思われ、決行(先日の休日出勤のお蔭で平日を確保できたことはラッキー)。
5:05鳩待峠を発つ。ゲートが開く時刻が今年より5時となったため、これでも最も早い入山である。これは非常に辛い。案の定尾瀬ヶ原に着いた時は陽がかなり昇っていた。朝方はピーカンで少々物足りない程。鳩待では10度だった気温は10時頃には27度にもなり、薄手のTシャツで十分。つい2週間前雪に覆われていたことが信じがたい変貌ぶりである。
水芭蕉はビックリする程でもなかったが、まずまずの状況であった。アップで狙うが、形の良くきれいなものが中々無い。木道から背景を工夫して写すのも簡単ではない。竜宮で花畑日尚先生に初めてお会いした。30年尾瀬を撮り続けておられる。改めて尾瀬の偉大さを認識する。同時にそのような方と同条件で撮れる幸せを感じる。
週末がこんなに晴天であれば木道は大渋滞で、撮影もままならないだろうから良かったのだろう。今度来る時は朝霧の幻想的なシーンに出会いたい。
今回学んだこと…この時期は平日に限る。しかし、出来れば宿泊し、朝霧のシーンを撮りたい。花のアップでのバックのボケは難しい(それなりの成果を得るためには工夫・時間が要求される)。手を抜かないでレンズフード等を使うこと(重要なシーンでゴーストがあった)。
レンズ等…マクロ(望遠マクロもあれば尚良い)。超広角(広大さを強調。空を主体とするのも面白い)
咲いていた花…ミズバショウ、リュウキンカ、ヤチヤナギ、タテヤマリンドウ、ミツガシワ、ショウジョウバカマ、シラネアオイ…
必携…レインスーツ、(日焼け止め)、薄手のフリース等(結果的に未使用) |
|
|
| 2005年5月3日(火)・4日(水)・5日(木) |
| 北穂高浅春 |
涸沢

北穂より
 |
ゴールデンウィークの3連休が晴れ渡るのは10年振りくらいと言う。全てが蒼と白に彩られたアルペンムード一杯の日々であった。
5:30上高地バスターミナルを出発。気温は2度。横尾までは意外とほとんど雪が無い。道端にはふきのとうが顔を出し、木々は芽吹き出している(パークレンジャーの方によればカラマツの花が見頃だそうである)。本谷橋はまだ架かっていないのでここは少し厄介なルートとなる。涸沢に着いたのは13:30程であろうか。この時期過去足を痛めたり、辛い経験もあったことから、今回は徹底した軽量化を図り、それが奏功した(レンズはズーム1本。アルパインスーツは止め、スパッツ始め全てを最軽量のものを選択、ツェルト等は持参せず)。昼には雪の照り返しもあり、気温は15度を越えた。
翌日も晴天。いよいよ12本歯アイゼンとピッケルの世界である。陽が高くなるほど雪がぐずついて歩きにくくなる。10時頃までにそこそこ行けていればベターだ。時折吹く風が冷たいので、衣類の選択は気を使う。頂上に着いたのは11:30程。雲ひとつ無い天に突き刺す槍の矛先を見れば、感慨はひとしお。風は頂上だけ強く、北穂高小屋前は無風だ。
翌日の朝は予想と違い、曇って時折小さな霰(あられ)が舞う。頂上に4:20頃立つ。風は強く、三脚も揺れる。残念ながら常念岳から昇る朝日(4:40頃)は雲に遮られる。全ての稜線は見えていたが、次第に霧に覆われる。霧の滝谷のシーンを狙うにはもう少し望遠レンズが必要。
この時期上高地への到着が遅れるととんでもないバス待ちとなる。朝食後そそくさと小屋を後にする。早出のお陰で歩きやすく、上高地13:00着。相変わらずの大変な数の観光客を尻目に待ち時間無くバスに乗れた。暁光は得られずとも過去の経験が役に立ち、全てがスムーズにいった満足できる山行であった。
必携…サングラス、日焼け止め、スパッツ、12本歯アイゼン、ピッケル、(ストック)、3シーズン用レインスーツ(アルパインスーツならシリセードが可能)、準冬用防寒服 |
|
|
| 2005年4月29日(金)・30日(土) |
| 尾瀬沼早春 |
尾瀬沼より

尾瀬沼と燧ケ岳
 |
地球温暖化と言えどもこの冬はどの山も大雪だったようである。いよいよ小屋開け。足慣らしも兼ねて尾瀬沼を選んだが、雪多く苦労した。5箇所ほどの橋が雪で破損し、通れない場所もある。そのような情報を事前に得られるのはインターネットのおかげである。
5:00頃大清水の駐車場を出発。気温2度。東京や前橋は真夏日になるかもと言われるほどの日であり、、特に陽が昇ってからは半袖でも良いくらい。涼風、鳥のさえずり気持ちよく、早春を感じさせる。尾瀬沼は雪と氷に覆われ、一部水面が顔をのぞかせる。この時期だけの特権で氷の上を歩く。長蔵小屋には9時頃着くがほとんど人に会わない。しかし当日の予約は80人ほどあるという。昼には天気予報通り雨が少し降りだした。談話室と部屋で過ごす。
翌日は4時起きがちょうどの時間であったが、気温は0度で手袋も無くて済む程。朝焼けも霧も無い。陽はガス越しのためか少し弱く、燧ケ岳のピークも薄い霧のベール。それも良いかもしれない。この時期の燧ケ岳の威容を収められたのはグッド。食後7:10小屋を発ち、10:00頃大清水に着く。
長蔵小屋に宿泊するのは初めてだったので、ここの有名なオルゴールを買った。以前写真家谷川さんが越冬の際小屋内で作られているのをNHKスペシャルで拝見し、印象に残っていた。オルゴールの曲は、もちろん「夏の思い出」で、この3月作詞家の江間章子さんが亡くなられので、より感慨深く聞こえる。
必携…サングラス、日焼け止め、スパッツ、軽アイゼン、ストック、3シーズン用レインスーツ |
|
|
| 2005年2月12日(土) |
| 冬の上高地 |
河童橋

大正池
 |
厳冬期の様相は無く、穏やかな日であった。3連休で、スノーシューのツアー団体の姿も有り、人は多い。
6:30大正池に着く。麓を出た頃はヘッドランプが必要であったが、すっかり明るくなって穂高に陽が射す直前。温度はやや高く、マイナス8℃(1時間後にはマイナス11℃となった)と残念ながら霧氷や湖面の霧は無い。2000mから2600m辺りに雲が掛かるもピークは姿を現し、まずまず。その後晴天となるが、11時頃には、又、山全体が雲に覆われた。
ここ2年程でスノーシューの人が増えた。アルミワカンを持っていったが、無くても歩ける状況ではあった。
期待したシーンではなかったが、スノーハイクよろしく河童橋まで足を伸ばした。写真は全て絵葉書のようだろう。このまま早春とはならないと思うが、今年厳冬のシーンを撮るのは無理かも。
|
|
|
| 2004年11月21日(日)・22日(月) |
| 穂高連峰 初冬 |
|
|
|
| 2004年10月30日(土) |
| 晩秋の尾瀬 |

 |
これ程静かな尾瀬にはもう二度とお目にかかれないだろう。
5時鳩待を発つ。未だヘッドランプが必要。木道が一部霜で凍っており、ライトにきらきらと光る。少し慎重に歩む。温度は2度。この時期としては暖かすぎる。案の定山の鼻に着いた頃は、霧氷や大霜はむろんのこと霧も無い。池塘の氷や雪は木道の陰等のわずかな部分に残るのみ。時折鹿の鳴き声が聞こえる。
山の鼻には地震の影響で山小屋の小屋仕舞・橋の撤去が早まった旨の掲示がある。やはり竜宮小屋はひっそりしている。それどころか何と5:00から9:40まで後にも先にも誰にも会わなかった。この日は8時台が陽も差して最も良かったと思うが、この広大は尾瀬ヶ原を独り占めにし、気持ち良いこと。
竜宮小屋から見晴に少し行った後、ヨッピ経由で戻った。10時頃多くの人が入ってきた(いつもよりは少ないが)。気温は15度程にも上り、ハイキングとしては最適と思いきや11:10頃雨が降り始め、風も強まってきた。こちらは早起きの徳で、昼頃鳩待に戻った。
帰りの津奈木沢での紅葉はいつも通り見事だ。天気が良ければ尚良いが。因みに新潟中越地震の余震はあったと思われるが、歩いていたためか感ずることは無かった。
|
|
|
| 2004年10月23日(土)・24日(日) |
| 錦秋の上高地 |

 |
山の天気はやはり気まぐれ。
朝5:30大正池は相変わらずの三脚の放列。以外にも雲がかかり、時折穂高が顔を見せる。陽が当たったのは7時頃。
カラマツの黄葉は後2〜3日後が見頃か(少し緑が残っている)。ダケカンバも色の艶やかさに欠ける。野鳥の囀りも流石にこの季節少ない(カモは戻ってきているが)。
久しぶりのテント泊(小梨平)。星を撮りたいと準備万端で挑んだが満天星ならぬ満天曇り。20:00頃朧月が垣間見えたのみ。天気予報ではこの夜は快晴のはずなのに(夜は何回か起きて空を見上げるも)とうとう夜中雲が晴れることはなかった。何回かの地震を感じたが、これが多大な被害をもたらした新潟中越地震と後に知った。寝付く頃は3シーズン用シュラフでも問題なかったが、朝方は冷え、外は0度を下回っていた。
翌日は5:00頃から一転雲が退き始め、6:00頃奥穂のピークに陽が当たると雲と陽と影の微妙な動きが始まった今回はこのシーンに執着心が無かったため、定点写真として楽しんだ(Hi-Techのページに掲載)。
カメラはデジタル一眼レフが幅を利かせるようになってきているが、ここでは中判が多く、大判もかなり見かける。快晴となり、テントの回収に好都合となった。観光バスがどんどん入ってきているので、早めに切り上げる。
|
|
|
| 2004年8月15日(日)・16日(月) |
| 北アルプス涸沢 晩夏 |


|
悔いが無いとは…。少なくとも北穂まではと予定していたが、天気が崩れるとの予報と足の痛みから涸沢1泊で帰る破目に。
8月15日(日)6:20バスターミナルを出発(気温15度)。横尾までは雨で、涸沢までも曇りとこの時期としては涼しく好都合であった。予定通り涸沢には14:00着。当日は曇りでとりあえずロケハンに出る。19:00頃夕焼けは今ひとつ。テント村も寂しい。いつもはヒュッテ泊まりだが、今回は新しい涸沢小屋に泊まる。
小屋内では天気が話題になる。翌日から2日間晴れの予定が明日のみ良く、明後日以降3日間は雨と変化。上には行けるが翌日の朝日はダメで雨・ガスの下山になるという。で、上を目指す人が減る。小屋のひげのご主人も慎重な発言。気持ちは半々で床に入る。
翌日は1日晴れの予定だったが、朝(5:30頃)は焼けず曇り。ザイテングラート方面のお花畑で陽を待つが、涸沢槍は青空なるも陽は雲越しに少し差す程度。7時になっても曇は引かず下山を決める。涸沢下で晴れてきたが、もう遅い。以前このようなシチュエーションで10:00まで待ち、晴れなかった経験があるが、山の天気は難しい(本谷橋付近で気温20度)。
これほど成果が無いことも少ないが、今回は音録りがあったため、少しは慰められる(サウンドのページに載せています)。野鳥と花と蝶に目と耳を傾ける。蝶はやはり難しい。種によって忙しく飛び回るタイプと花に留まって蜜を悠長に吸うタイプがあるようである。あくまでも帰りの途上での撮影であり、主に手軽なデジカメを使う。一眼レフのシャッター音では逃げるので、一発勝負(デジカメはOK)。
気付いた花は、クガイソウ、アキノキリンソウ?、ソバナ、ヤマトリカブト、クサボタン、ノアザミ、ヨツバヒヨドリ等。
(しかし、これらは余興で、目指すは山岳写真家なのであるが…)
上高地は15:00着。観光客でごった返している。ピーカンだが雪の無い上高地からの穂高は今ひとつ。
あれだけピーカンだったが、台風の影響もあってか翌日は各地で大雨・雷となった。
|
|
|
| 2004年7月31日(土)・8月1日(日) |
| 尾瀬 盛夏 |
|
|
|
| 2004年5月29日(土) |
| 新緑の上高地 |

 |
ほんの1時間のつもりであったが、正に体調悪く途中で蹲ることとなった。
天気はくもり。今回は雨を期待(雨に濡れるニリンソウが狙い)していたが、帰り際にポツポツと降り出したのみ。中途半端な天候。こういうことも今は受け入れられる。
沢渡始発5:30のバスに乗る。大正池に霧は無く、この時期泊まりでないとダメということか。ご覧の通り曇りであるが、稜線はくっきりと見え、時々差す朝日が新緑を輝かせていた(7時頃には穂高は雲に隠れ、以後雄姿を現すことはなかった)。
梓川はこの時期の常として雪解け水で溢れんばかり。小梨(ズミ)はかなり咲いていたが、それを前景にバックに穂高をというのが難しい。ニリンソウの群落はそこかしこにあったが、雰囲気は満足にはほど遠し。えぞむらさきは見頃。体調良く、1泊出来れば翌日は雨と霧のシーンが待ってたかもしれない。
|
|
|