DAMO'S NETWORK

   

5/2 ON AIR WEST

ダモ鈴木 (VO)
MANI NEUMEIER (DR)
MICHAEL KAORLI (G)
MATIIAS KEUL (KEY)
MANDJAU FATI (B)
チラシ

 ダモ・鈴木がついに来日してライブを行った。去年も実は高円寺UFOクラブでライブを行ったのですが、その時は平日のオールナイトだったので私は行けませんでした。だから、今回のチャンスは絶対逃がしまいと行って来ました。ダモ・鈴木は70年代初頭のジャーマンプログレッシブバンド、CANのヴォーカルで、しかもCANの中で唯一の日本人メンバーです。CANはジャンルは一応プログレッシブロックですが、独特のリズムや歪んだ音によってそれを切り崩していき、パンクや初期オルタナの先駆的存在となったバンドです。現にセックスピストルズのジョン・ライドンやグレン・マットロックは強く影響を受けており、PILに至ってはモロに影響を受けた音になっています。その音は今に至っても前衛的であり続けています。(詳しくは「QUICK JAPAN 13号」にインタビューが載っていました。私も今言った以上のことは知らなかった。)

 今回のライブでは、CANのメンバー、ダモ・鈴木とギターのミカエル・カローリを含むユニットでした。10時オープンスタートで、なんだかんだと12時までじらされた後はじまりました。サイケデリックな静かさから次第に激しいドラムのリズムへと変わっていき、爆発していきました。ダモ・鈴木のヴォーカルはCANの時のような歪んだヴォーカルではなく、(これは若いときでないとできないのかもしれない。) もっと重いヴォーカルでした。それとキーボードがサイケ、あるいは、プログレ的な雰囲気を作り、それを、時にドラムのリズムが、時にベースのリズムが、時にギターで作った軋みあるリズム音が崩していき、分裂、合体を繰り返しながら奥行きをある場を作りあげているといった具合でした。

 客の方はものすごい熱気と盛り上がりを見せ、CANの名曲「Halleluwah」が演られた時には、ステージの上で所狭しと客が踊っていた。実は私もその一人だったのだが・・・ 最後はダモは客席に降りて客に抱きついていた。12時から朝の4時半まで、途中3回休憩を入れて(1回の休みが30分と長い。まあみんな歳だからしょうがないだろう。)ライブは行われた。終了後、会場が明るくなってもいつまでもアンコールの声が聞こえた。いや、ホントすごいライブでした。


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