自殺サークル






宙に浮いた足を

言葉で書くことはもうしない

言葉はかすれて

まるで意味をなさない

置物にすらならない

おまえをおもちゃにするもの



今の足は地面にいる

ただ人にあって俺にないものだけがうずく

そのうずきがおっさんを未成年にする

言葉にすればあきらめられるだろう

それを隠しているから成長途上

端から見たら不器用なロボット

放棄したアダルトチルドレンに奪われても

それだけが今の俺を俺たらしめている



わかったふりして

ピエロになる気はない

なるほど若くはない

なるほど元気はない

なるほど空は俺を見ていない

なるほど捨ててきたものに未練はない

ただ捨ててきたものと同様に

余命を刻み続ける

死に際の祖父の目

祖父は目をそらした

それと同じだけだ

まだ残っている

これからはもっと過酷になる

それだけだ




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