(9)ニューカレドニア 最大の欠点 ストライキ
ニューカレドニアを訪ねた人でニューカレドニアに対してあまり良い印象を持たない方も
少なからずいらっしゃるようです。その理由の主なものとして
(1)滞在中ずっと雨に降られた。
(2)寒い季節に行ってしまった。
(3)ストライキにあってしまった。
(4)ホテルがあまり良くなかった。
を挙げる人が多いようです。
(1)に関してはたまたま運が悪かっただけだと思います。
(2)に関しては7、8月は結構寒くなるという情報不足ですね。(この情報をあまりはっきり言っているガイドブック
等が少ないので仕方ありませんが。)
(4)これは求める物が違ったということで、次からは別のビーチリゾートに行かれれば良いでしょう。
問題なのは(3)のストライキでして、これも運と言えば運なのですが、日本人観光客にとってこれが最大の問題
なのです。
作者も2回ほどストライキには遭遇しているのですが、幸いにして軽微なもので、午後の3時頃からその日いっぱ
いタクシーとバスがストに突入して公共の交通がなくなったのとエールフランスのストで帰国の飛行機の出発が2時
間遅れたくらいで済んでいます。
なんせニューカレドニアも労働者の権利が強いフランスなのでストライキはしょっちゅうあるのです。
大規模な労働ストライキが起これば平気で1週間くらい続くことだってあるのです。
それも予告なく急に始まることもあるのです。
へたをすればストライキに巻き込まれていることすらわからないかもしれません。
たとえば、
(1)アンスバタからヌーメア中心街に買い物で出たら帰りにストライキが始まってバスやタクシーが使えない。
(2)離島に渡っていたら、国内線がストライキになり、ヌーメア本島に戻れなくなる。
(3)エールフランスがストライキに入り、帰国の飛行機が出ない。
などという重大事態が充分、起こり得るのです。
こういう場合にどうしたら良いかというと、やっぱり頼りになるのは現地の旅行社の人達。
5年間、現地でガイドをしていた友人の佐倉さんのコメントを紹介しておきます。
> 本当にニューカレはストライキが想像以上に多いので、個人旅行者でも必ず現地の
> 旅行会社を少しでも使っておかないと、ストライキの時、泣くことになるでしょう。
> たとえば空港ストライキの場合、優先的にストライキ解除後の振り替えをしてくれる
> し、AFのストライキならカンタス航空やニュージーランド航空へ無料で(食事も付
> く)変更してくれるのですが、完全な個人旅行だと、ただ言葉も通じず、泣くだけな
> のですね。こういう人に限って、そういう時だけ、現地のガイドに頼ったりするので
> すが、現地の係員も自分のお客様の席の確保などで本当に忙しく(現地に残されたお
> 客の席確保だけでなく、本来到着するはずだったお客様が日程をずらして来るため、
> その変更で大変なの)、完全な個人旅行者の相手などできないのですね。きっと冷た
> く見えるかもしれないけど、これが現実。
> と、またストライキの話など出してきましたが、実はニューカレ旅行ではこの対策
> が一番の重要度として考えなくてはならないことだと思ってます。特に時間のない日
> 本人ならば。
ということで、パッケージツアーの人は現地旅行社が責任を持って面倒をみてくれるし、そう
でない人も離島への飛行機の手配や宿泊の手配なを現地旅行会社を通しておけばまず安心
なのです。
たとえば、離島に渡っていてストライキに合い、国内線が飛ばなくても、セスナのチャーター便
などでヌーメアまで返してくれるなどの対処をしてくれるそうです。
あくまで個人旅行で現地旅行会社などは必要ないという人は、それも一つの考え方だと思い
ますが、上記のようなリスクがあることを念頭において行動するのが良いでしょう。
そして万が一、ストライキに遭遇しても、他人に頼るのではなく、あくまで自分で責任を取って
行動してもらいたいと思います。
しかし、観光を大きな産業としているニューカレドニア、ストライキは文化なので仕方ないけれど
観光客に迷惑をかけて自分で自分の首を絞めないといいのですけど。
また、ストライキに遭って帰国できないならば、「やったこれで、もっとニューカレドニアにいることが
できる。」と喜べるくらい、観光客にも余裕があればいいのですけど。仕事のスケジュールに追われ
る日本ではまず無理でしょうが・・・・。
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