1999.12.31 Hさん
こんにちは。 先日は、ヌメアでお会いし直接お礼を申し上げることができ ほっといたしました。 加藤さんの充実した旅、とてもうらやましく思います。子連れは、やはり大人の思うようには動けず大変です。(我が家は、5歳と3歳) 費用2倍にもかかわらず行動力1/3ですものね... やはり旅は身軽なうちにどんどん行くことをお勧めします。 今回はガイドブックにもなかなか載っていない子連れ旅行の注意点をお知らせしたいと思い、筆をとりました。
(1)非常食(カップラーメン、レトルトご飯、レトルトカレー、ふりかけ、味噌汁など)は、持てる限り持って行きましょう。 子供の空腹を満たすのに必要です。現地は食事の時間がきちんと決まっています。 ** 朝:7〜9時、昼:11〜1時、夜:7〜9時 ** (他の時間はclose) 子供は子の時間に必ずしもぴったり当てはまりません。このうち特に夜7時まで小さい子は待てません。
(2)ホテルにコインランドリーはありません。 ル・ラゴン、ネンゴネ・ヴィラージュ(マレ島)、パークロイヤル・エスカパードの全てにコインランドリーはありませんでした。おそらくどのクラスのホテルにもないと思われます。アメリカやオーストラリアのモーテルのようにコインランドリーを利用して客自身で洗濯するという習慣がないのではないかと思いました。洗濯をお願いすることはできますが、非常に高い料金です。(パンツ¥200、シャツ¥700、ズボン¥2000など) 毎日ちょこちょこ洗えば、3組で着まわすことができます。
(3)ル・ラゴン 、ネンゴネ・ヴィラージュ クラスのホテルには、ティッシュペーパーがありません。 我が家はトイレットペーパーで代用しましたが、嫌な方はティッシュを持って行きましょう。 ちなみにル・ラゴンはシャンプーもありません。現地のスーパーマーケット・ミケランジェで リンス イン シャンプー ¥350位 コカ・コーラの香り、アプリコットの香り、ココナッツの香りなど面白いものがあります。 ネンゴネ・ヴィラージュは、ティーセット、湯沸しポットがありませんでした。ポットは言えば貸してくれます。アメリカやオーストラリアのモーテルのように何でも揃ってはいないのね〜と思いました。
(4)虫除けジェル、蚊取り線香を持って行きましょう。 現地は日本に比べて蚊などが少ないと感じましたが、ホテルの部屋は蚊がいる部屋といない部屋があり 同じホテルでも当たりはずれがあると思います。刺されると、かゆみは少ないですが、パンパンにはれます。目のうえを刺されるとおいわさんになります。また、謎の虫もおり(多分ダニのようなもの)寝ている間におなかや足を刺されました。(特に子供がたくさん刺された) 冬は町の薬局でこれらは手に入りにくいと思います。我が家は、パスポート申請所で虫除けペーパー(体を拭くタイプ)、虫除けバンド(手首に巻くタイプ 匂いはきついが効果あり)を購入しました。出国前に空港で買うのもよいでしょう。
(5)絵本、おもちゃ、おりがみ、ノート、クレヨンなど子供が飽きないための小道具は必要です。今年は異常気象のようで、11日間滞在中 30% 土砂降りの雨、 30% 晴れ、 残りが曇りでした。離島はとても素晴らしい所ですが、雨の時には部屋で過ごすしかなく困ります。こんな時に小道具は大活躍します。厚い雲に覆われた日も、水温が冷たく感じられ水遊びは難しいと思います。実際 我々の滞在中、海は水遊びの人でにぎわっているという感じではありませんでした。現地のスーパーには、日本人が好むような気のきいたおもちゃはありません。
(6)旅行中は生きた情報を収集しましょう。日本人に出会ったら積極的に話しかけて情報をもらいましょう。我々も現地で「エスカパードに熱帯魚がいたわ!」と教えていただき、行ってみました。そしてたくさんの熱帯魚と回遊魚に出会うことができ,子供も大喜びでした。事前にいただいていた 「マレ島ネンゴネ・ヴィラージュ前の海で熱帯魚を見ることができる」という情報は残念ながらはずれてしまいました。自然相手の情報は特に現地で入手するほうが役立つと思います。しかし、現地の旅行会社の人に聞いてもダメです。当たり障りのない答えが返ってきますので、あくまでも旅行者に聞きましょう。生の感動が伝わってきます。 マレ島については島内観光には是非行くべきだと聞きました。道は少々アップダウンするようなので,心配な人は酔い止めを。朝 8:30〜9:00頃出発するので、観光したい人は早めに食事を済ませて 食直後の出発にならないように注意しましょう。ホテルのオーナーの話によると「毎日 観光に連れていくとは限らない」とのことです。ある程度人数がそろった日にまとめて連れて行くようなので、行くつもりのある人は早めにいつを予定しているか尋ねたほうがいいです。
(7)ビーチサンダルは指に覆いがあり、バックベルトのあるものの方が良いでしょう。そしてサンダルをはいたまま泳ぎましょう。私はサンダルをはいていてもサンゴで指を切りました。また現地の人はわりと平気でごみをポイポイ捨てるようで、海岸にガラス瓶の破片などが落ちていて危ないです。
(8)浮き輪を持って行きましょう。エスカパード島とマレ島は遠浅なので引き潮の時は浮き輪があれば子供を熱帯魚がいる所まで連れて行けます。
(9)日焼け止めは必要です。晴天の日には spf82 という強力なものを塗っても海にいればほのかに焼けました。塗らないと20分で真赤っかになります。我が家は
spf82と10以下のものを持っていき、天気によって塗り分けました。
(10)機内食はリクエストをしておくとすぐに食べられます。航空券を購入するときにチャイルド・ミール(子供用食事:12歳以下向きか?)を予約しておくとよいでしょう。食事の時間が始まると真っ先に持ってきてくれます。ただし必ず出発の3日位前には予約を入れておかないと食べられません。種類や食事内容は航空会社によって違いますが、離乳食、チャイルド・ミール、ベジタリアン・ミール、宗教食はあると思います。会社によっては糖尿病食などの治療食もあるようです。ちなみに無料で受け付けてくれます。
余談 : 物価が高いので(日本と同じか1.5倍) 子連れは少々旅行しにくいというのが正直な印象でしょうか。買物目的ならばおそらく他国へ行ったほうがいいでしょう。 スーパーマーケット(ミケランジェ、ポートプレザンス)もアンスバタからはバスで行かなくてはならずちょっと不便。子供の機嫌次第です。
アンスバタとレモン湾ではレモン湾の方が波も静かで、町並みも 外国!という雰囲気があり良い感じがしました。ル・ラゴンの通りに面した部屋は、夜は遅くまで 朝は6:00頃からうるさいです。(車の音と酔っ払いの声) その代わり洗濯物は良く乾きますが... 買物中心の人はヌメア市街に泊まる方が良いかもしれません。 Hotel de Ville という割と大きなホテルがありましたが,日本では紹介されていませんよね。どうしてでしょう?
小さい子供はプチ・トランに乗ると喜びます。しかし 「プチ・トランでの半日市内観光」には参加しなくても良いかもしれません。料金の割にたいしたところはまわりませんでした。
極論を言えば、美しい海と熱帯魚を求めてニュー・カレドニアへいくのなら 離島を中心に泊まった方が良いのではないでしょうか? ヌメアは飛行機の乗り継ぎで泊まるだけにしてもいいと思うくらいです。しかし問題は天気と航空会社のストライキです。晴天の日でないとあの素晴らしく青い海は見られません。そして、土砂降りの雨では部屋に居るしかありません。我々もマレ島で雨とストライキにやられました。ストの為、帰りは3時間半の船旅でした。波がない日だったので酔わずに済みましたが(一応酔い止めは飲みました)、波のある日は薬を飲んでもダメな人はいるかもしれません。船は12:00出港の便だったのでその日は単に移動日となってしまいました。 また、すでに離島へ渡っている人は船でヌメアへ戻ってきましたが、渡る前にストがわかった人は離島宿泊はすべてキャンセルになってしまったということです。我々は離島へ行くことができ不幸中の幸い?だったと思っています。 ストライキを通して私たちが実感したことは、「ニュー・カレドニアは 元はフランスの植民地だった所だから、元から居るメラネシア人と本国系のフランス人の間でいろいろと心のしこりが残っているのかな〜?」ということでした。 以上のようなリスクを背負っても、私は次回 ニュー・カレドニアへ行く時は島を中心に宿泊したいと思います。
エスカパード島のチャペルは質素というか簡素です。私は物置だと思ってしまいました。ウエディングがある時だけ赤い絨毯や椅子がセッティングされるようで式がない時はガラ〜ンとしていてチャペルなのか何なのかわかりません。でもホテルの部屋は設備も良くリッチな気分を味わえました。(注: 我が家はいつもアパートメントかモーテルしか使わないので特にそう思ったのかもしれません。)
ニュー・カレドニアの青い海を見てどの位感動するかは、皆さんの旅行歴によると思います。まだ美しい海を持つ国へ旅行したことのない人は、おおいに感動するでしょう。(とりわけ初めての海外旅行の人は震えるかもしれません。) 私たちは残念ながらオーストラリアのグレートバリアリーフを見た経験を持っていたので、大きな感動は得られませんでした。ニュー・カレドニアの離島の海は透明度が抜群ですが、やはりオーストラリアでの「初めての感動」にはかなわなかったようです。なぜなら、ニュー・カレドニアのきれいな海とはどんなものかが大体想像できてしまったからです。
ニュー・カレドニアの子供たちは遊び方がダイナミックで 見ていてとても子供らしいです。ああ、これが子供の本来の姿なんだな〜とつくつく思いました。自然相手の遊びで身も心も鍛えている感じです。思えば私の幼少の頃(S38年生まれです)もそうだった訳ですが、今の日本の子供たちは5歳にして もうすでにTVゲームがないと友達と遊べなくなっており、なんと貧しく悲しいことかと思ってしまいます。TVゲームのおかげで もしかしたら日本の将来は危ないかもしれません。やはり子供は大勢でダイナミックに遊ぶことで身も心も成長すると思うのですが...。物があふれ過ぎていることも大問題だなあと感じました。物がありすぎると創造することをしなくなるので心豊かな子供には育たないような気がします。かく言う我が家の息子も、「TVゲーム中毒患者」になりつつあります。親としては大変悲しく、自分の思い通りに育てられないジレンマを感じております。日本は本当に子育てしにくい社会です。
我々は愛知県に住んでおりますので、旅行の前後に成田で1泊ずつ致しました。佐倉さんの取り計らいでお得な料金で 成田ビューホテルに泊まりました。とてもリッチな気分に浸ることができました。バイキング形式の朝食、及び昼食は、大人¥1500、幼児¥300、2歳以下 無料で助かりました。冬物のコートは空港で預けると1着¥2500程しますが、帰りも同じホテルに泊まる人は ホテルに預ければ無料かもしれません。
ニュー・カレドニア現地旅行会社のサウス・パシフィック・ツアーの舟木さんには、マレ島からの帰りの船便で大変お世話になりました。(舟木さん ご存知ですか?) 舟木さんは、我々と一緒にマレに泊まっていたSさんカップルを迎えに わざわざヌメアからマレまで船でいらっしゃったのでした。それだけでもびっくりですが、S社の客でもない我々にも いろいろご説明してくださりとても助かりました。Sさんカップルの話によると、出港前々日にホテルへ電話も入れてくれて 精神的なケアもしてくれたとのことです。
とても言いにくいことなのですが...
我々は、航空会社のストによる船便の手続き、エスカパード宿泊手続きなど現地旅行会社社のお世話になり 感謝致しておりますが、残念なことにスタッフの皆さんに笑顔が少ないというか、愛想がないいというか、事務的というか、たんたんとしているというか...そんな印象をもちました。佐倉さんの親切でフレンドリーな電話でのイメージとは、ギャップがありました。人によっては、もしくは場合によってはお客に「冷たい」 「不親切」ととられるのではないかと心配です。
いろいろ書きましたが、これから子連れで行かれる方に少しでも役立っていただければ幸いです。(子連れならではの視点で書いてみました。) とにもかくにも 旅行はどんなハプニングがあっても楽しいです。時々こちらのホームページにもお邪魔して、またお便りさせていただきます。
加藤さん、佐倉さんには本当にお世話になり楽しい旅行ができました。有難うございました。どうぞ良いお年をお迎えください。
(作者)
ニューカレドニアではお世話さまでした。
隣室だったなんて本当に奇遇ですね。
また「お子さん連れ」ならではの視点にたったメールありがとうございました。
きっとお子さん連れでニューカレドニアを旅しようという人の貴重な情報に
なると思います。
グレートバリアリーフの海を見た後だったので、海の美しさは想像が付いて
しまったとのことでしたが、今度は是非、イル・デ・パンかウベアを訪ねてみて
ください。
海の透明度やさんご礁、熱帯魚といった美しさとは別の海の景観の美しさ
が味わえると思います。
ニューカレドニアのホテル事情はメールにあったとおり他のビーチリゾート
のようにいたれりつくせりではありません。
多分、日本人が満足できるレベルのホテルはメリディアンくらいだと思い
ます。(パークロワイヤルでも問題があると思います。)
ただ離島のホテルがいき届かないのは仕方ないというか、あまり行き届か
せるとごみ問題や生活廃水問題で、美しい海を破壊してしまう可能性がある
ので、私は今のままが良いと思っています。
ウベア・パラダイスホテルはウベアの海の一番美しいポイントに建っていますが
生活廃水であの美しい海に藻でも生えたら、すべてが終わりです。
そう思うと、とても不安です。
あとガイドさんの件ですが、現地の旅行会社のガイドさんも昔と比較して随分
変わったと思います。
佐倉さんがガイドだった時代の本当に親身になった世話をしてくれたガイドさん
たちを知っている私は少々哀しい気がします。
ただ、これがガイドさんだけでなく、我々観光客にも問題があったようです。
ニューカレドニアはホテル事情や天気(とても涼しい日がある)、ストライキなど
の問題でクレームがつきやすいのですね。
ガイドさん責任のないことなのにちょっとしたことでクレームを付けるお客さんが
とても多いのです。
OPツアーとかでも現地の人はのんびりムードなので時間とおりに来なかったり
すると全部ガイドさんにクレームが来るのです。
だから、ちょっとでもリスクのあることは、ガイドさんはだんだん押せなくなり無難
無難とやっているうちに今のようなビジネスライクな態度になったような気がします。
佐倉さんとかは自分にクレームが来るリスクを覚悟で、本当にニューカレドニア
の良さがわかるようなツアーとか薦めてくれたのですが、今は観光客に本当にク
レームをつける人が多いので、ここまでできないという事情があるのです。
SPTの船木さんは存じておりますが、最近、接した若いガイドさんの中では本当に
礼儀正しく、お客さんの面倒を見る好青年ですね。
私も今回の滞在で「アルファーのお客なんですが、HPにSPTのOPツアーも載せたい
ので資料いただけますか?」とお願いしたら快諾してくれました。
となんか生意気なことを書いてしまいましたがお許しください。
最後に、私自身もニューカレドニアのHPを開設したものの、HPを見てマナーの悪い
お客さんが増えてニューカレドニアの雰囲気が悪くなったり、自然が破壊されたりした
らどうしようと考え、悩むときがあります。
今しばらくはHPを続けていくつもりですが、ある日、突然、クローズする日が来るかも
しれません。