第5回 6月から8月 ニューカレドニアの冬

今回は、6月〜8月、通称ニューカレの冬と言われてるときについて述べてみます。また、この間、4月2日〜12日
までニューカレに行ってきましたので、その時の新しいネタも少し・・・

1)6月〜8月頃のニューカレドニア

 日本のガイド・ブックなどには冬の時期となってるのがこの頃でしょう。この冬という言葉は非常に不思議で、冬と書か
れるなり寒いことしか想像できなくなってしまうのですから。
 実際にこの時期はニューカレに住んでる人から見ると確かに冬ですが、日本から見れば初夏のそれも6月の晴れた日
を想像すればいいのでしょう。晴れた日中は勿論Tシャツで、曇ると上に羽織るものが欲しいですね。
 ただ水温は年間で一番冷たくて、25℃をわってくるくらいなので、泳ぐとき最初は「冷たい!」と感じるはずです。
ただそれでも観光客はほとんど全員と言っていいくらいに泳いでます。
 この時期にニューカレに行く人は、きっとヌメアに着いたときは、日本がじめじめした梅雨だったり、恐ろしいくらいの猛暑
のときなので、とっても気持ちよく感じるはずで、「これで冬なの?」と感じるはずです。
 このさわやかな気候はきっと喜ばしいことなのですが、海の中となると絶対につめたく感じるので、そこは覚悟しておいて
くださいね!

この通称「冬」と言われる時期にニューカレへ行かれる人の良かった、悪かった、の意見はむしろニューカレに行く前の計
画の段階で決まってくると僕は信じてます。海を考えてない場合は全く持って最高の時期だし、離島も選び方1つで変わ
るのです。
 一番日本の資料では豊富な情報がそろってるイルデパンですが、この時期にイルデパンでの宿泊を計画したならば、と
てつもなく寒く感じるかもしれません。
 はっきり言ってこの時期にのんびりとビーチで・・・と考えてる人がイルデパンで宿泊するものなら、それこそ夜は布団にく
るまるようになるでしょう。ただしこのイルデパンでもダイビングを目的にしてるのなら話は別です。年間で一番透明度がよく
て、見れる魚影も濃いので最高です。
 ダイビング中にクジラと遭遇・・・なんてこともあるのですから。またのんびりするだけを目的にするならばイルデパン・メリディ
アンまでランクを上げることをお勧めします。
 何せ、メリディアンではこの時期の夜は暖房が入るくらいですから、いかにこの時期のイルデパンの夜が寒いかは想像で
きるでしょう。
 逆にヌメアと同じくらいかそれよりも北にある島がこの時期のねらい目だと思います。

 さてこの時期にニューカレに行った人がニューカレを好きになると本当のニューカレのファンになるのでしょう。
 それは表面的な美しさのニューカレでなくて本質的にニューカレが好きになれるので。ですから本当にニューカレを知りたい、
と感じてる人は一度この時期に行ってみるといいと思います。
 この時期はハネムーン天国のニューカレも極端にハネムーンの数が減りますので、ハネムーンを考えてる人にでも本当は
勧めたいくらいですよ。
 おかしなもので、ハネムーンで海外に行く本人もできるならハネムーナーには遭遇したくない、と思ってますからね。
 (逆にこの時期は隣のフイジーが最高のベスト・シーズンなので、そこら中にハネムーナーが集中してます。この時期だから
こそニューカレのコースを注意すれば、絶対にニューカレがいいのですけどね)

2)ウベア島の最新ホテル「パラディー・ウベア」

 本当は4月にOPEN予定だったこのホテルですが、1〜3月の雨の影響もあってか、完成予定が6月になりました。ところが
今度は7月に変更されてます。
 これはこのホテル内で独自に海水を真水に変える装置を土の中に埋めるのですが、この装置がうまく作動されないので延期
になったのです。
 僕もこのホテル、工事段階ではありますが訪れてみました。
 ウベアの最高に綺麗なムリの橋から歩いて5分の立地(ファヤバ・ビーチ)なので本当に最高ですね。しかも部屋自信がとても
広くて。またバンガローの数も少なくなってるので、兼ねて考えてた観光客の数でウベアのイメージが変わったら・・・という心配も
ありません。
 寂しいといえば、当初の予算をオーバーしてかプールが小さくなってしまいました。
 でもあのウベアにプールがある、ということ事体がショッキングなことなのでこれは許せるかな。
 問題はこのホテルに泊まることになった人に注意することがあります。
 空港の方から見て、右側のファヤバ・ビーチでは問題なく泳ぐことができますが、左側のビーチは絶対に泳ぐどころか立ち入らな
いで下さい。ここは観光客が立ち入ることが禁じられてるので。
 このホテルの前ばかりでなく、橋から見て左側の海は全て観光客立ち入り禁止になってます。
 特に橋のあたりからこのホテルのあたりにかけては、左側も右側も道路挟んだ位置関係なのでうっかり入ってしまった、ということ
のないようにしてください。
 もともとウベア島は観光化に反対の意見を持つ住民が多いのです。そのため、私もそうでしたがこのHPの作者加藤さんも最初に
訪れたころのニューカレではウベア島に上陸すること事体が禁止されてた歴史があるのです。
 その頃の逸話ですが、どうしてもウベアを見たい、というハネムーナーが何十万ものお金をかけてヘリコプターをチャーターしてウベア
の上空を回るだけで涙した、というのも当時の僕には納得してました。
 今、自由に入ることのできるウベアですが、心無い1人の観光客によって再びウベア島に上陸することができなくなるかもしれない
危険性もこのホテルにはあるのです(ホテルの人もこの点を一番心配してるはずです)。
 どうか、この世界遺産になることはない(おそらく。なってほしくもない)最高の素晴らしい島を後の人のためにも入れなくなる、なんて
事体が起こらないように、と願うのでした。

3)今後のニューカレの飛行機

 関空からの飛行機が飛ぶようになって、関西の人もニューカレが近くなりました。
 でも200人ほどしかのせられない飛行機なので、しかも月曜発と土曜着に乗客が集中する飛行機なので、乗れない人もでてしまう
のかもしれませんね。また週2便しか飛行機がないので、希望日に飛べない人もいるのでしょう。
 でもお客が空いてるときなら、成田空港発のエア・ウランスと関空発のエア・カランは行き帰りミックスでも使えますので、参考にして
みてくださいね。
 当社も勿論そうですが、ニューカレの専門店ならそういうスペシャル変更もやってくれるはずですよ。
 値段も同じですから(国内線の代金だけ別にかかりますが)
 余談ですが、もしこのHPのこのコーナーを読んだ人で関空発のエア・カランに乗った人は、日本人スチュワーデス
に会ったら、激励してやってくださいね。5人のスチュワーデスのうち4人が僕と時期を同じに現地のニューカレで
苦楽をともにした仲間なので、本当に頑張ってもらいたいのです。
 ちなみに成田空港発も10月からはフライト・パターンに変化がありそうです。

4)今回のニューカレ訪問で感じたこと

 今回現地に住んでた5年間と違い、初めて旅行会社の人間としていったために、ダイビングや離島を中心にいろいろと研究を
してきました。
 ま、それについては今後またこのコーナーで紹介することもあると思うのですが、一番今回気になってたことがあるのです。
 それは2年前にニューカレが独立するかしないか、という知る人ぞ知る大きな転機があったのですが、その頃から
ニューカレの政治は観光化を掲げるようになったのです。確かにそんな動きは多少どこかに見えたりもしたのですが。
 この動きでニューカレのさりげない観光化がなくなってしまい、観光観光したところへと変わってしまうのではないだろうか、との
心配があったのですが、現時点では昔とは変化がなかったので、本当にホッとしました。

 でも今後ますますの観光化が街の整備やホテルの建設などにも見られてくると思います。
 ゆるやかな変化が今後起こると思うのですが、いつまでも観光客も自然な状態で現地に溶け込める今までのニューカレであって
欲しいです。(これで街などに行ったときに客引きなどが出没するニューカレにでもなったら、僕は悲しくて泣いてしまうかもしれませ
んよ)


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