まえがき
序章 クローニングというテクノロジー
●いのちを構成する二重らせん
●古代から存在した「遺伝子操作」
●動物のクローニングは不可能?
●ドリーは何が衝撃的だったのか
●父親のいないドリー
●実用目的で動き出したクローニング
●絶滅危惧種の保存に使われるクローン技術
第一章 クローン人間を作る人々
●不妊治療としてのクローニング
●絵空事ではない、現実としてのクローン人間
●ルイーズ・ブラウン誕生をめぐる罵詈雑言
●生殖医療の夜明け
●マスコミ狂想曲
●赤ん坊の笑顔は多くの壁を打ち砕いた
●確信
●DNAと銀色のUFO型建築物の関係
●ラエルの主張の要約
●「公式に」という衝撃
●ラエルの生い立ち
●人生を変えた遭遇
●六日間にわたる会見
●マスコミの誤った報道
●無神論の宗教
●ラエリアン・ムーブメントは「カルト」、「セクト」なのか?
●クローニングは不死へのステップ
●トランスヒューマニズム
●ヒト・クローンサービス
●クローンエイド社に対する大きな反響
●彼らは何を目指すのか
第二章 ラエルへの質問状
●ラエルへの質問状
●なぜクローン人間を誕生させるのか?
第三章 ボアセリエ博士への質問状
●ボアセリエ博士への質問状
●「クローンエイド社はアメリカ当局を訴えるかもしれません」
●ボアセリエ博士の強い意志
●クローンエイド設立の本当の目的
●ヒト・クローン禁止法可決を望んでいたラエル
●「おとり」
●訣別
●新しい依頼者
第四章 優生思想は悪なのか
●ヒト・クローンは「生命を生み出す」技術
●感情論と情報操作
●驚くべき速さで波及していったヒト・クローン阻止の動き
●「クローン」に対するアレルギー反応
●抜け穴だらけの「ヒト・クローン規制法」
●生殖を人間の力で制御するということ
●優生学は、なぜ悪いイメージになってしまったのか
●ナチス以前に存在していた優生学
●「優生保護法」−日本の場合
●内なる優生思想
●「五体満足」を欲求するのは悪いことか?
●「祈り」に代わる生殖テクノロジー
●「内なる優生思想」を隠蔽することこそ危険
●自己決定権が優勢思想を支える?
●個人の「独自性」の根拠
●有性生殖はそれほど大事なことなのか
●人類には生殖方法の選択肢がある
●生殖テクノロジーに対する制限は不当
●遺伝子のロシアン・ルーレット
●意図され、選択され、管理された生殖こそ人間的
●知性を持つ「人間」としての選択
第五章 「自然」至上主義にNO!
●クローニングはイミテーションではない
●すべてがDNAによって決められるわけではない
●ヒト・クローンはアイデンティティを尊重する
●根拠のない「自然」
●「自然の摂理」という思いこみ
●人類は昔から自然を制御しようとしてきた
●かつては哺乳ビンも「不自然」だった
●未来にはクローンも「自然なもの」となる
●ファッションモデルの卵子のオークション
●クローン人間は新しい家族的秩序を生み出す
●果たして社会秩序は乱されるのか?
●子どもを持つ権利は誰にでもある
●クローニングが許される特別な事例
●「手段としての子ども」を産んではいけないのか?
●クローン人間は差別されるのか
●どんなに“あなた”が欲しかったか
●「安全性」の問題
●二七七分の一は本当に低いか?
●体細胞クローンの死亡率
●体細胞クローンの死亡原因
●ラバとケッティ・・・インプリンティング現象
●いくつかの課題
●有性生殖だとすべてが許されるのか?
●ヒト・クローンを阻止する「現代のネアンデルタール人たち」
終章 クローン人間革命
●ヒト・クローン最大のメリット
●「不死」という本質的な欲求
●究極のクローン
●科学を宗教とする時代
●ヒト・クローンは価値観の革命である
●人間によるヒトの創造
補章 いくつかの追加情報
あとがき
宣言
主要参考文献、引用文献
付録 ドリー以降のクローン関連年表