<1>  <2> .
 ビジュアライズ(想定)
ビジュアライズ(想定)とはイメージを最終的なプリントに思いを向けることである。
実際には被写体とゾーンルーラーとをゾーンメーターを使って関連づけしていく作業である。
例えばこの写真は、明るい青空を背景にした白い教会と中間の明るさの周辺の町並である。
まず、この風景の最も明るい所はどこか目視する。
白い教会を最も明るくしたいと考えがちだが、そうすると背景の空は白く飛んでしまうことがメーターで分かる。
また、白い教会もよく見るとわずかにテクスチャー(質感)があり、
zone Z (EV15) にすると空はわずかにトーンが残る zone [(EV16) になる。zone Z はテクスチャーの現れるハイライトで日陰の白い教会にはちょうどよい。手前の庭、周辺の明るさは zone X(EV13)、zone Y (EV14) となり、豊かなテクスチャーで描写されることが分かる。
 Shutter500250125603015842
 F No.45.68111622324564
 EV
10
1213141516
* ゾーンスケール、EV値、絞り、シャッタースピードの関係 (ISO 100)



「被写体とゾーンとの関連づけ」

自然な美しさや変化を求めて川の上流にはよく出かける。背景の岩は本来のトーンになり、ビューイング・フィルターで全体を眺めると、手前の白い岩は輝いて見えた。
ビューイング・フィルターは風景全体をアンバー色に変えて、明暗コントラストを明快にし、風景が一瞬、モノトーンに見え、トーンのバランスを見るのに役に立つ。
その上で、ゾーンスケールを付けたスポットメーターで、被写体の各部分を計ると、露出計の値とゾーンを関連づけることができる。
背景はzone W、白い岩はzone [のわずかにトーンのある白になる。

水はzone Uからzone Vになり、プリントではわずかにトーンが見える暗さになる。zone Uからzone [という値は標準現像することを意味し、出来上がったネガから正しくプリントすれば、印画紙の再現域(白から最大黒まで)をほぼ100%使ったプリントに仕上がることを意味する。


大型カメラ用レンズ 大型ビューカメラ 木製三脚は寒い冬には扱いやすい

      





<1>  <2>